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#ふるさとを語ろう
人口1400万の大都会から家業を継ぐため故郷へ帰ってきた4代目の物語。“菓子づくり”と“街づくり”で描く、地元・人吉球磨の未来像とは
近年、日本で社会問題化している中小企業の後継者不足。 ここ数年で数値自体は改善してきたものの、中身を見るとM&Aなど親族以外が事業を引き継ぐスタイルが主流になってきています。 そうした大きな流れの中で、家業を継ぐために大都会・東京から実家の製菓店へと帰ってきたのが今回の主役・庄籠 あずきさんです。 熊本県の湯前町で戦後間もなく創業し、80年以上ものあいだ地元の人たちに愛されてきた庄籠(しょうごもり)製菓舗。 名物のおっぱい饅頭や奥くま巻きなど、菓子づくりの基本と斬新
球磨川の恵みを珠玉の逸品に変える職人たちの地域ブランド「球磨川アーティザンズ」。25年の海外生活を経て地元・人吉に還ってきた創始者 田畑 奈津が見据える地域の未来像とは
最上川・富士川と並ぶ日本三大急流の一つ、清流・球磨川。 熊本県を流れる最も大きな河川で、古くから人吉球磨に生きる人たちの心の拠り所となってきました。そして今、そんな球磨川で育まれた自然の恵みを宝石のように磨き上げ、世界へと発信するプロジェクトがあります。 地域総合ブランド・球磨川アーティザンズ。 英語で「職人」を意味するアーティザンズという名を冠したブランドで、自分たちの想いや地域の恵みを多くの人に届けたいという願いを込めてロゴデザインには球磨川くだりに用いられる和舟が
全国から年間4万人が訪れる人吉のみそ・しょうゆ蔵「釜田醸造所」。積み重ねた歴史が水害で流れた時、再び芽生えた“本物”への覚悟とは
約3万人ー この数字は当社が本社を構える熊本県人吉市の人口ですが、こんな九州の小都市にありながら最盛期には年間4万人もの来場者が訪れていた驚くべき観光蔵があります。 釜田醸造所「みそ・しょうゆ蔵」 清流・球磨川の水にこだわり、大豆と小麦、塩だけを熟成させて造る「自家製天然もろみ」を人吉で唯一採用する釜田醸造所。 創業から100年近い歴史を有し、マルカマ醤油やさがら生みそといったブランドで長きに渡ってお客様の舌を唸らせてきました。 そして、観光蔵がこれほど人気となった
ジビエに学ぶ「地域の力」。40年以上狩猟肉で地元を盛り上げる村上精肉店が頑なに守ってきた町の食文化といま踏み出した未来への一歩とは
野山を自由に駆けまわる、イノシシやシカなどの野生動物たち。 近年こうした野生鳥獣が田畑や民家を荒らす獣害が深刻化しており、全国の自治体がその対応と真剣に向き合い始めています。 そして今、その解決策として大きく期待されているのがジビエ料理です。 ヨーロッパでは貴族の伝統料理として親しまれてきたジビエ(狩猟肉)。 実は私たちが蒸留所を構える多良木町にも昔から獣肉を食する文化があり、“骨かじり”などの郷土料理を通じて山の恵みを享受してきました。 獣とのギリギリの駆け引きに