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【カルチャー】白岳しろ×文化まとめ

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「酒は文化」というスローガンを掲げる当社が、本や音楽など様々な文化とコラボレーションした記事をまとめました
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記事一覧

4年ぶりに開催される「球磨拳」世界大会に初参戦!人生初の世界タイトル獲得に向けて、地元の猛者たちと全力バトルを繰り広げる

突然ですが、みなさんは「世界大会」に出たことはありますか? 最近では白岳KAORUが世界的なコンペティションで様々な賞を獲得するなど当社の米焼酎が海外でも高い評価を得ていますが、私個人は残念ながら世界の舞台で戦った経験はありません…。 そんなグローバルとは無縁な生活を送っていたある日のこと、私の目に突然このインスタ投稿が飛び込んできました。 「球磨拳 世界大会2024」参加者大募集!! 地元以外の方は古武術か何かの大会かと思われるかもしれませんが、球磨拳とは人吉球磨に

日本の磁器を400年支える至高の原料「天草陶石」。その生産地がいま陶磁器ブランドを立ち上げ、世界へと発信するまでの物語に迫った

日本最古の磁器とされる、佐賀県の有田焼。 その透明感あふれる純白の磁肌と鮮やかな絵付けのコントラストで誕生以来多くの人々を魅了してきた世界有数の白磁器です。 この有田焼ならではの透き通るような白や丈夫な造りに欠かせない原料を400年以上供給してきた一大生産地がここ熊本にあります。 熊本県天草郡 天草陶石(とうせき) 江戸時代の蘭学者・平賀源内をして“天下無双の上品”と言わしめた陶石で、有田焼や清水焼といった有名窯元や大手陶器メーカーにもその品質を認められてきた国内

お酒を飲みながら楽しめるボードゲームを大特集!先輩と後輩のプライドをかけた「絶対に負けられない闘い」の火蓋が切って落とされる

暮れも押し迫まった熊本の繁華街。 18:30。少しずつ辺りにネオンが灯り、夜の街も賑わい始めます。 今回そんな小雨混じりの街なかに呼び出したのが、2023年に中途入社した営業担当の髙森君です。 過去には魚釣りや球磨焼酎案内人の記事にも出演してくれた良き後輩。 最近では仕事においても持ち前のセンスと行動力を発揮して、社内外から頼られる人材へと着実な成長を遂げています。 普通であれば、こうした後輩の成長は素直に喜ぶもの。 しかし、私は一人こう考えていました。 「いか

熊本出身の劇団主宰・知江崎 ハルカが演劇ユニット「翠座」で表現する飽くなき人間への好奇心、そして白岳しろへの大いなる愛情

東京の片隅で不定期に開かれている謎の夜会「スナックはるか」。 熊本出身のママがこよなく愛する白岳しろを気前よく振る舞い、店内は夜通し楽しいお芝居と歌唱に包まれるオトナの社交場です。 この舞台を全国に発信しているのが、東京で活動する演劇ユニット「翠座(あきらざ)」のみなさん。 コロナ禍に公演が出来ない中で始めた配信は回を重ねるごとに好評を呼び、今では劇団を代表するコンテンツの一つとなっています。 そしてこのスナックでのイベント公演を切り盛りするママこそ、翠座を主宰する知

漫画家ウオズミアミが描く3つの物語から見えてくる、現代に生きる女性たちのどうしても割り切ることの出来ない「自分らしさ」への渇望と白岳KAORUの美味しい割り方について

2022年3月23日より「白岳KAORUwithウオズミアミ コラボキャンペーン」 がスタートしました。 漫画家 ウオズミアミさんが描く3人の女性たちのショートストーリーを通じて、香る米焼酎「白岳KAORU」の魅力や楽しみ方について広く知ってもらう事を目的としたキャンペーンです。 キャンペーン特設サイト(サイト内で動画がご覧いただけます) プレスリリース さて、このnoteでキャンペーンそのものを宣伝するつもりはありません。 それよりも、この企画を組み立てるにあたっ

【白岳しろの楽しみ方3選】4月6日は「しろの日」なので、蔵元だけが知っている楽しみ方を全部出しちゃう記事

サムネイルとタイトルだけで「しろ」という文字の登場回数は既に15回。 自分で書いておきながらなんですが、ゲシュタルト崩壊を起こしている読者の方もいらっしゃるのではないかと少し心配になってきました。 でも、今回だけは許していただきたい…。 なんといっても、本日4月6日は白岳しろにとって年に1度のおめでたい記念日、「しろの日」なのですから!! 「しろの日」ってなんですか?「4と6で、“しろ(46)”って読めちゃうよね?」 という、先人たちの非常にシンプルな着想から生まれ

創業145年のお茶専門店が淹れる“みどり”と創業122年の蔵元が造る“しろ”が出会った瞬間、とてつもない「お茶割り焼酎」が誕生してしまった

本日、5月4日はみどりの日。 普段しろを推している私たちとして、何かみどりとコラボ出来ないか。そう思って向かったのは、城下町・人吉市の面影がそのまま残る鍛冶屋町通り。 旧相良藩の時代から鍛冶の名工たちが軒を連ねたこの通りで、140年以上乾物や日本茶を商い、現在もお茶の真髄を伝え続ける老舗があります。 明治10年(1877年)創業・立山商店。 熊本の良質な茶葉を中心に買い付けを行い、昔ながらの伝統製法を守りながら作ったお茶で人吉をはじめ全国のお客様を魅了するお茶の専門店で

プロイラストレーター・小池アミイゴが情熱的な語り口で絵の楽しさを説き、白岳しろが甘美な呑み口で参加者を酔わす【酔彩画イベント@東京・丸の内】を徹底的にレポートしてみたい

「絵のテーマは自由!心の声に耳を傾けてください!」 高いテンションでイベント参加者を大いに盛り上げ、画用紙に向かって軽快に線を重ねていくのは、プロイラストレーターの小池アミイゴさん。 イラストレーターで構成される東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)という団体の理事長を務めながら、自らも様々なジャンルの仕事を通じて多彩な作品を世に送り出す生粋の表現者です。 また、2022年4月には作画とストーリーを手掛けた絵本作品「はるのひ」が第27回日本絵本賞を受賞するなど、イ

“俳句”で詠む白岳!?人吉出身の俳句大学 学長が白岳しろと白岳KAORUをそれぞれ飲んで一句詠んだら、お酒と俳句が融合した見事な「酔彩句」が爆誕した

みなさま、さっそく問題です。 どちらが白岳しろで、どちらが白岳KAORUでしょう? 正解は左が白岳しろで、右が白岳KAORU。 「こんなの一目瞭然だ!」という白岳愛をお持ちの方、さすがです。わたしには、サッパリわかりません…。 本格米焼酎は基本的に無色透明。SNSでもハイボールの炭酸を目立たせるなど、少しでも味をイメージしていただけるような工夫をしています。 しかし、文章を生業とするnote担当としてはそんな本格米焼酎の魅力をやはり言葉で伝えたい…。そんな時、ふいにひ

300年の歴史を誇る熊本の伝統産業“南関そうめん”。若き10代目が紡ぐ最高級そうめんを白岳しろで流し込むと、そこに現れたのは楽園でした

「少しだけ待っててくださいね。もうすぐ終わりますから」 繊細な手つきと一心不乱な顔つき。 その両方で、職人は絹糸のようなそうめんを紡いでいきます。 熊本と福岡の県境に位置する、玉名郡南関町 江戸時代に肥後藩の関所として栄えたこの地の伝統産業が南関そうめんです。徳川家や皇室への献上品としても用いられた高級品で、軒先でそうめんを手延べする風景は町の風物詩として古くから親しまれてきました。 南関町にある製麺所の中で今回お邪魔したのが、雪の糸素麺 猿渡製麺所。江戸時代から南

モノが彩る暮らし、酒器で変わるお酒。熊本のクラフト工房「OPEN STUDIO」が手掛ける錫の酒器と過ごした、ちょっと上質な“しろ時間”

熊本市の中心地に位置する、閑静な住宅街。 その一角に、ものづくりの職人たちが静かに息づく森があります。 アトリエ併設型のクラフトショップ OPEN STUDIO(オープンスタジオ) 1979年の開業当時から「生活提案」というコンセプトを掲げ、創作の先にある生活者の暮らしを彩り豊かに変えていく、そんなものづくりを貫き続けてきたクラフト工房です。 そして、今回会いに行ったのがこの工房の店長を務める高光 太郎さん 金属加工を専門とするクラフトマンとして様々なオーダーに応

120年を超える歴史の中で、白岳が貫いてきた「文化創造型」の酒づくり。それは商品や市場の先にある飲み手の笑顔に少しだけ先回りする未来づくり

本日は、来たる11月2日。 世間的には何の変哲もない日付かもしれませんが、本格米焼酎を造る当社にとっては大切な記念日に囲まれた一日です。 まず一つ目の記念日が、昨日11月1日の「本格焼酎・泡盛の日」 1987年に日本酒造組合中央会が制定した本格焼酎と泡盛を広くアピールするための記念日で、今年は日本経済新聞朝刊 別刷第二部の特集に漫画家 ウオズミアミさん描き下ろしのイラスト広告を掲載させていただきました。 そして、もう1つの大切な記念日が明日11月3日の「文化の日」です

白岳しろラップ「俺のしろ」を作った熊本の人気ラーメン店主 中川原 堅一郎 a.k.a KEN VOLCANOに聞く、人生を丸ごとライブにして楽しむ秘訣

今日はいつもと趣向を変えて、この一曲からスタート。 どこかで聴いたことがありませんか? 気づいたかもしれませんが、この曲は人気バラエティー「水曜日のダウンタウン」の検証結果シーンで使われているBGMなんです。 そして、冒頭“FOO〜♪DOSMOCCOS!”と軽やかに調子を上げるラッパーこそ、今回の主役 中川原 堅一郎(KEN VOLCANO)さん。 異色の風貌で堂々とたたずむ、中川原さん(以下:KENさん)。 普段は、ネットニュースメディア ねとらぼの熊本県ラー

東京 高円寺「小杉湯」。日常に小さな幸せを添える昔ながらの銭湯が、形を変えながらもこの場所にあり続ける意味/and SHIRO#4

ゆったりとしたスウェットがやけに馴染む街、東京・高円寺。 昔ながらの人情あふれる商店街から、尖りに尖ったサブカルチャーまで。 あらゆる文化を受け入れながら独自の進化を遂げるこの街の中心に、ここ高円寺で90年近く愛されてきた銭湯・小杉湯はあります。 目まぐるしく移り変わる時代の中にあっても、まるで御神木のようにこの場所にあり続け、街と人を見守ってきた小杉湯。 小杉湯を求め、この街へと越して来たひと この場所に救われたと感じてくれたひと 今日も決まった時間に、暖簾を潜