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【グルメ】白岳しろ×美味しい食まとめ

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白岳しろと一緒に食べてきた絶品グルメ記事を掲載。ご飯からおつまみまで様々な「食」をまとめました。
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#ご当地グルメ

地域で700年受け継がれてきた「食のバトン」を次世代につなぐ本田 節の挑戦。温かい食卓から浮かび上がる豊かな未来のあり方とは

生成AI、DX(デジタルトランスフォーメーション)、メタバース いま世界中でこうした先端技術が爆発的な進化を遂げ、生産性の向上や社会課題の解決という側面から変革を起こし始めています。 そんな中、変化や効率を重んじる現代の潮流とは対照的なアプローチで豊かな未来の実現を見据えてきた女性が今回の主人公です。 その人物こそ、私たちの故郷・人吉球磨が誇る食の伝道師 本田  節さん。 「命の食事プログラム」という郷土料理の伝承や研修の開催、地域づくり拠点の創出、農泊を通じたグリー

多良木の名店「まつ藤」で半世紀以上愛されるスパゲッティナポリタンは、文字通り“鉄板”の味だった【おいしい人吉、いただきます!#1】

みなさん、今日のランチは決まりましたか? 今回から始まるのは、人吉球磨に来たら絶対に食べてほしい1皿を蔵元が紹介する新企画「おいしい人吉、いただきます!」 第1回目は当社多良木蒸留所から車で10分足らず。商談や打ち合わせで蒸溜所に来たお客様たちが、こぞってランチを食べに行くという名店「まつ藤」さんにお邪魔しました。 洋食の名店「まつ藤」@多良木町外観は落ち着いた佇まいで、お店の長い歴史が感じられます。自分もそうなんですけど、まつ藤さんに食べに来た人たちはもうこの辺からテ

くま川鉄道・多良木駅前の老舗和食店「新辰巳」で、外カリ中ジュワの骨付き唐揚げにただ無心でかぶりつくという最高のジューシーランチを味わってきた【おいしい人吉、いただきます#2】

みなさん、今日のランチは決まりましたか? 前回から始まった、人吉球磨で絶対に食べてほしい1皿を蔵元が紹介するグルメ企画「おいしい人吉、いただきます!」 今回紹介する1品は、老若男女みんな大好き鶏の唐揚げ! その中でも、なかなかお目にかかることが少ない「骨付き唐揚げ」をランチで食べられるお店があると社内で聞きつけて、やってきたのは… くま川鉄道・多良木駅! …の目の前にお店を構える 老舗の和食専門店「新辰巳(しんたつみ)」さんです。 看板に「総合宴会場」とあるように

他力本願で幸せになりたい全ての人に贈る「人吉球磨☆神頼みツアー」を決行!人吉球磨の運気上昇スポットを巡りながら、ただただ美味しいものを食べまわる幸福の旅路をぜひご覧あれ

みなさま、はじめまして。 人吉球磨のホットなポイントをご案内する白岳トラベラーズで、プランナーを担当している「しろ」と申します。 このたび、みなさまに少しでも人吉球磨の魅力を知っていただくため、当社がご用意したとびきりのプランがこちらです。 その名も、「人吉球磨☆神頼みツアー」。 運気が上がるスポットを巡って、楽に幸せを掴めちゃう旅です! ただ…大変申し上げづらいのですが、このツアー非常に好評でご参加には3つほど条件を設けております。 ツアーご参加の3条件 幸せとい

3年ぶりに営業再開を果たした甲佐町 やな場の絶品鮎を肴に、涼を取りながら白岳しろで一杯やるのがこれまた最高な大人の遊びだった!

鮎(あゆ)とは無縁の人生を送ってきました。 朝の情報番組で京都特集とかを横目で見ては「へー、鮎って美味いんだろうなー」なんて思いながらカップ麺をすすってきた学生時代。自分にとってayuは聴くものであって、味わう対象ではなかったんですね。 そんな鮎と縁遠かったわたしが、ある朝こんな記事を見つけます。 熊本県・甲佐町で江戸時代から続く伝統施設「やな場(ば)」。 新鮮な鮎が味わえる名所として地元でも長年愛されてきたスポットで、毎年やな場の鮎を楽しみに県内外から多くのお客さん

熊本市民の台所「子飼商店街」を白岳しろと食べ歩き!その道中で出会った理想の商店街作りに奮闘する若者×ベテランたちのコンビネーションが想像以上に激アツだった

出会いのきっかけは、Instagramでした。 最近インスタで見かける、このホコテンコカイという謎のロゴ。ちょっと気になって調べてみると、なんと熊本で古くから「市民の台所」として親しまれている子飼(こかい)商店街のアカウントではございませんか。 そんな歴史ある商店街がオシャレなロゴを使ってInstagram投稿? これは、何かが起こっている… ネタに飢えたnote担当だけが持つ、熱いストーリーと美味しいご飯を嗅ぎ付ける第六感がビビッと反応します。 さっそく直感に身を

300年の歴史を誇る熊本の伝統産業“南関そうめん”。若き10代目が紡ぐ最高級そうめんを白岳しろで流し込むと、そこに現れたのは楽園でした

「少しだけ待っててくださいね。もうすぐ終わりますから」 繊細な手つきと一心不乱な顔つき。 その両方で、職人は絹糸のようなそうめんを紡いでいきます。 熊本と福岡の県境に位置する、玉名郡南関町 江戸時代に肥後藩の関所として栄えたこの地の伝統産業が南関そうめんです。徳川家や皇室への献上品としても用いられた高級品で、軒先でそうめんを手延べする風景は町の風物詩として古くから親しまれてきました。 南関町にある製麺所の中で今回お邪魔したのが、雪の糸素麺  猿渡製麺所。江戸時代から南

熊本が誇る伝説のホットドッグ「四つ葉」。世代を超えて愛された思い出の味を今に伝える店主の絶品ホットドッグをしろと頬張ってきた

「空港に行く途中、古か車でホットドッグば売っとらすでしょ!?」 「あー、あれね!」 熊本県民であれば、一度は経験したことのあるこんなやりとり。 話題の主は、熊本市内から空港へと続く第二空港線で45年ものあいだ愛されてきた伝説のホットドッグ「四つ葉」です。 名物のおっちゃんが一つ一つ焼き上げる、具がたっぷり入ったカリッカリのホットドッグはまさに唯一無二の食感…。 その味を求めて親子三代で通う常連もいるほどの名店で、空き地に佇む年季の入った販売車も地元では見慣れた光景で

世界最大の柑橘でおいしさの輪をつなぐ「やつしろサニーサイドファーム」。夫婦で届ける土地の恵みには、地元・八代への熱い想いが込められていた

熊本には、その大きさでギネス世界記録にも認定された果物があります。 それが世界最大の柑橘類として知られる「晩白柚(ばんぺいゆ)」。 マレー半島を原産とする晩白柚は昭和初期に日本へと伝わり、その生育条件にフィットした熊本県八代(やつしろ)市の特産品としてこの地で長く生産されてきました。 そして今、地域を巻き込みながらこの晩白柚をはじめとした八代の恵みを全国へと発信しようとする熱い夫婦がいます。 やつしろサニーサイドファームの桑原  健太さんと茜さん。 晩白柚づくりに取

全国から年間4万人が訪れる人吉のみそ・しょうゆ蔵「釜田醸造所」。積み重ねた歴史が水害で流れた時、再び芽生えた“本物”への覚悟とは

約3万人ー この数字は当社が本社を構える熊本県人吉市の人口ですが、こんな九州の小都市にありながら最盛期には年間4万人もの来場者が訪れていた驚くべき観光蔵があります。 釜田醸造所「みそ・しょうゆ蔵」 清流・球磨川の水にこだわり、大豆と小麦、塩だけを熟成させて造る「自家製天然もろみ」を人吉で唯一採用する釜田醸造所。 創業から100年近い歴史を有し、マルカマ醤油やさがら生みそといったブランドで長きに渡ってお客様の舌を唸らせてきました。 そして、観光蔵がこれほど人気となった

ジビエに学ぶ「地域の力」。40年以上狩猟肉で地元を盛り上げる村上精肉店が頑なに守ってきた町の食文化といま踏み出した未来への一歩とは

野山を自由に駆けまわる、イノシシやシカなどの野生動物たち。 近年こうした野生鳥獣が田畑や民家を荒らす獣害が深刻化しており、全国の自治体がその対応と真剣に向き合い始めています。 そして今、その解決策として大きく期待されているのがジビエ料理です。 ヨーロッパでは貴族の伝統料理として親しまれてきたジビエ(狩猟肉)。 実は私たちが蒸留所を構える多良木町にも昔から獣肉を食する文化があり、“骨かじり”などの郷土料理を通じて山の恵みを享受してきました。 獣とのギリギリの駆け引きに