“100週連続note投稿”は究極の米焼酎「百」で祝おう!自社最高級アイテムを自腹で購入してお寿司と合わせた瞬間、なんだか泣けてきた
このたび、白岳しろnoteは100週連続投稿を達成しました!
初投稿から一度も休むことなく、約40万文字にわたる膨大な物語をたった一人で書き続けてきた695日間。全国各地で出会った素敵な人々や自社の想いをただひたすらに記事で表現してきた毎日です。
そして、こうした節目を迎える少し前から、100回記念では絶対にこのお酒で祝杯をあげると心に決めていた銘柄がありました。
その名も、究極の米焼酎「百(ひゃく)」です。
当社が誇る最高級の米焼酎で、気になるお値段は7,150円(税込)。
100記事を祝うにふさわしい「百」というネーミングもさることながら、これまで頑張ってきた自分へのご褒美として最高の美酒で乾杯したいと考えたときに自然とこのお酒が浮かんでいました。
ちなみに今回はあえてこの「百」を自腹で購入して飲んでいきます!
連続投稿のお祝い×note取材なので、会社に相談したら快く飲ませてくれたのかもしれません。でも、それじゃ意味がないと思ったんですよね。
お財布はちょっぴり痛いかもしれないけど、自分のお金で「百」を購入してお酒を受け取る喜びやその味わいをお客様と同じ目線で楽しんでいく。
そんなプロセスを辿ることで「百」の美味しさをリアルに伝えながら、一生懸命noteを書いてきた時間を本当の意味で噛み締められる気がしたんです。
100回記念という至高の瞬間を究極のお酒で彩りたい。
入社してから初めて口にする究極の米焼酎「百」でnote連続100投稿の達成を盛大に祝ってまいります。
「究極の米焼酎」のこだわり
せっかくの機会なので、飲む前にまず予習からスタートしましょう。
「百」の歴史をさかのぼると、くまモンの生みの親でもある熊本出身の放送作家・小山薫堂さんが米焼酎の旨さを広く知ってもらうために立ち上げた「究極の米焼酎」プロジェクトがその起源にあります。
名前の由来も、漢字の「白(しろ)」に「一」を足して「百(ひゃく)」。しろを造る会社の一番の焼酎という意味が込められているんですね。
そんな「百」を造った杜氏に話を聞いたところ、和食の王様である寿司に合う米焼酎を造ることが当初のオーダーだったといいます。
ところが、実際に取り組んでみるとこれがかなり難しい。寿司はネタやシャリによって味の濃さが異なるため、スッキリとした呑み口と個性の強い寿司にも負けない風味を両立させる必要があったからです。
こうした難題に対して試行錯誤の末に辿り着いたのが、ブレンドでした。
初めて知ったのですが、この「百」を一本造るために香りの異なる3種類の焼酎を仕込んで絶妙な割合でブレンドしているそうです。
華やかでスッキリとした香りの吟醸系の酵母と全麹仕込みが織りなす風味やコク。そのバランスが崩れるとお酒の味も台無しになるため、一瞬たりとも造りの工程から目が離せないお酒なんですね。
「百はね、本当に手間が掛かっとるとよ」
そう笑って話してくれた造り手の表情はどこか嬉しそうで、それを聞いた私もこう決意しました。
祝いの席にお寿司が加わったらよりおめでたいという閃き、そして単純に食べたいという欲求が脳内でスパークした瞬間でした。
ちなみにお寿司に合わせる際のオススメな飲み方を聞いてみると、返ってきたのは「しっかりと冷やしたストレートで」という答え。
百は何度も試飲を重ねてそのまま飲んで最も美味しい23度に仕上げてあるので、そのままグラスに注いで飲むのがベストだと太鼓判を押されました。
こうして祝宴の準備が徐々に整ってきましたので、次はいよいよお小遣いを握りしめて百を買いに行きたいと思います。
さっそく買いに行ってみた
「百」を求めてやってきたのは、人吉本社に隣接する球磨焼酎ミュージアム白岳伝承蔵。当社の全製品を取り扱っている観光蔵です。
繊細な造りが求められる「百」は大量生産が難しく、年間の生産本数も約3000本。そのため当社オンラインショップか白岳伝承蔵のみでしか購入出来ない限定商品なんですね。
館内に入ると、さっそく入口付近の目立った場所にモニュメントが登場。「百」購入に向けて少しずつテンションが上がります。
その後、「百」がそびえる売り場に到着して興奮は最高潮へ。
清流・球磨川の風景があしらわれたシックな外箱を手に取った瞬間、その確かな重みに究極への期待が高まっていきます。
そして、ついに訪れたお会計の時間。
ディスプレイで無機質に点滅する7,150の文字によって一瞬現実に引き戻されながらも、なんとかお財布を取り出します。
「白岳しろなら、5本は買えちゃうよな…」
そんな踏ん切りのつかない態度で差し出した一万円札が、謎の万有引力によってなかなか手から離れてくれませんでした。
スタッフ「一応聞きますけど…。領収証はどうされますか?」
私「……………」
私「ノーセンキュー!!」
ああ、危ない。思わず「宛名は…」とか言っちゃうとこでした。
こんなやり取りを経て、専用の手提げ袋に入れていただいた「百」を無事購入。自分で買うってやっぱり気持ちいい!
さて、ようやくお酒も手に入ったので、今度はお祝い会場に移動してメインイベントへと移っていくことにしましょう。
100回記念を「百」で祝う!
せっかく「百」を楽しむんだったら最高の舞台を整えたかったので、今回は築140年以上の古民家をお借りしました。
住宅街にあるにも関わらず、立派なお庭を備えた素晴らしいロケーション。この和の雰囲気の中で100回記念をお祝いしていきます。
「百」の箱を開けていく
さあ、まずはお待ちかねの開封の儀です!
このシンプルな外箱から「百」を取り出していきましょう。
今までお酒を開けてきた中でも、一番ドキドキしますね…
箱を開けるとまず目に入るのが「百」の歴史が刻まれたパンフレット。
このしっとりとした紙質からも、どっしりとした高級感が漂ってきます。
そして、中身からは立派な桐箱が登場。
箱に刻まれた「百」の刻印がこれまたいい味を出してるんですよ。
まるで、秘密の宝箱をこっそり開けるような胸の高鳴り…
“パカッ”という音と同時に蓋が開き、ついに究極の米焼酎「百」とのご対面です!
う、美しすぎる…。
日本有数のガラスメーカーHARIO製の器に抱かれた「百」は、まるで完璧にカットされたダイヤモンドのような威容。
ボトルの裏に3人の造り手たちの名前が書いてあるのも、プレミアム感満載でお酒好きにはたまらないポイントですね!
これにて「百」の開封の義が無事に完了。
なんだか飲むのがもったいなくなってきましたが、いよいよ積み重ねてきた万感の思いをこの美酒で流し込んでいきます!
「百」を飲んでいく
慎重にコルクを引き上げて、まずは香りを楽しみます。
いつも飲んでいる「しろ」と比べると、明らかに強い米の芳香を感じます。
研ぎ澄まされていながら、それでいて強い。そんな香りを従えた「百」をさっそくグラスへと注いでいくことに。
これまでの記憶を反芻するようにゆっくりとグラスを満たしていく「百」。
その音に耳を傾けると、様々な苦労や喜びが静かに呼び起こされます。
いよいよ、その時が来ました。
此度の記念すべき100連続投稿の記念と…
この2年間、協力していただいた全ての人と頑張った自分に…
乾杯!
……………。
う、旨すぎる。
なんだこれ…。大袈裟だってわかってるんですけど、こんなに美味しい焼酎を飲んだのは生まれて初めてです。ただ一言、すごい。
お米の淡い香りを一瞬で感じられる繊細な造りとその後に確かにやってくるしっかりとしたボディのバランス。
まさに異次元、これが究極の米焼酎か…。
ああ、本当に2年間書き続けて良かった…。
ただ飲みやすいだけじゃなく、料理の味や誰かの想いを受け止められる「強さ」がそこにあるからこそ究極なんだと実感しました。
100回記念の喜びを「百」流し込んだ思い出と美酒のペアリングは、最後に今回の目玉であるお寿司と合わせていきます!
百が奏でる、究極のマリアージュ
最高のお酒に合わせるなら最上の食をということで、今回は特上寿司を用意しました!
さっそく、大好物の大トロから。
さすがは大トロ…。ねっとりとした食感と圧倒的な脂の旨味が凄い。
この味が残るうちに「百」を流し込みます。
負けてない、マグロのコクに負けてないよ「百」…。
一切寿司の味を邪魔しないのに、いざ喉元を通り過ぎるときの“ここにいる”という存在感の奥行きが深すぎるんですよ。
次はテイストを変えて穴子をいただきます。
さっきまで口の中にあったマグロの脂が「百」で流されて、醤油ベースの穴子と新しい出会いを演出してくれているんですよね。
いつも飲んでる焼酎の風味より格段に洗練されているんですけど、日本酒に近いのかと問われるとやっぱりそこには焼酎の良さがある。
雑味は一切無いのに奥底から力強さが現れる、本当に不思議な美酒です。
その後も絶品車海老に…
食感が最高のいくらを食べたあたりから、おかわりが止まらなくなります。
このあとも特上のお寿司と「百」のマリアージュを楽しみ続けて…
息つく暇もなく、一気に完食させていただきました。
本当に美味しくて幸せな時間をありがとうございました。
ごちそうさまでした!
さて、今回は究極の米焼酎と特上のお寿司のペアリングを通じて白岳しろnote100投稿目を盛大にお祝いしてまいりました。
企業の100周年記念や100歳の誕生日祝いのプレゼントとしても重宝される「百」。ぜひ一度オンラインショップからお求めください!
白岳しろnoteはこれからもすっきりとした読み口と力強いメッセージを組み合わせた「究極の記事」づくりを目指していきます。
記事をお読みいただいた皆さま、今後も応援よろしくお願いいたします!