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漫画家ウオズミアミが描く3つの物語から見えてくる、現代に生きる女性たちのどうしても割り切ることの出来ない「自分らしさ」への渇望と白岳KAORUの美味しい割り方について

2022年3月23日より「白岳KAORUwithウオズミアミ コラボキャンペーン」
がスタートしました。

漫画家 ウオズミアミさんが描く3人の女性たちのショートストーリーを通じて、香る米焼酎「白岳KAORU」の魅力や楽しみ方について広く知ってもらう事を目的としたキャンペーンです。

キャンペーン特設サイト(サイト内で動画がご覧いただけます)

プレスリリース

さて、このnoteでキャンペーンそのものを宣伝するつもりはありません。

それよりも、この企画を組み立てるにあたって

・なぜ、漫画家ウオズミアミの作品で勝負したいと思ったのか
・白岳KAORUが目指したいのは、どんな世界観なのか

という部分について、今回は書いていきたいと思います。

漫画家 ウオズミアミとの出会い

リビング新聞2021年6/5号広告/ウオズミアミ作

柔らかさの中に、どこか憂いを感じさせる表情。

これは、2021年にリビング新聞に掲載された白岳KAORUの広告イラストで、ウオズミアミさんと当社が出会うきっかけとなった作品です。

まどろみの中でグラスを構える女性と夜の透んだ空気、そしてネコ。
軽やかに弾けるハイボールの泡音と窓から流れ込む生暖かい風に運ばれた白岳KAORUの甘い香りがイラスト越しにも伝わってくる一枚ですよね。

「お酒×イラスト」という初めての試みでしたが、今までの広告手法ではどうしても難しかった「香り」という目に見えない要素を手触り感のある表現で届けることができた画期的な体験となりました。

このお仕事を通じてウオズミアミという才能に触れたことが契機となり、その後もコラボレーションを進めていくことになります。

2022年リビング新聞新春号広告/ウオズミアミ作

こちらはリビング新聞の新春号イラストですが、新年らしい華やかな雰囲気がよく出ていると非常に好評いただきました。「お正月らしい感じで」という当社のふわっとした意図を明確に汲み取っていただいた作品です。

ちなみにこのイラストも、背景の「おせち」をいかに美味しそうに描くかという部分や晴れ着の模様や色合いなど、目には見えない新春の質感を表現することに非常にこだわって制作されています。

抽象的なニュアンスを明確に感じ取ろうとする繊細な感性と絵を通じて香りや質感までも写し出すことが出来てしまう圧倒的な表現力。

これこそ漫画家 ウオズミアミの真骨頂であり、白岳KAORUの世界観を共に発信していきたいと感じた大切なポイントでもあります。

「ワタシは、私」という価値観

今回、そんなウオズミさんが描くのは3つの物語

日々仕事をしてちょっぴり恋もするごく普通の女性たちが主人公で、白岳KAORUに合う3種の飲み方(前割り、ハイボール、ジャスミンティ割)がキャラクターデザインのベースになっています。

ストーリーコンセプトは、「ワタシは、私」
物語では、登場人物たちが自分の個性社会に求められるイメージギャップに戸惑いながらも、前を向いて生きていこうとする姿が描かれています。

それでは、3人の女性たちの横顔を見ていきましょう。

風見 薫子(かざみ かおるこ)

真面目でこだわりが強いタイプで、喜怒哀楽が少ない。
性格は静かでおとなしく、笑ったり怒った様子も傍目には見えにくい。
人見知りではないので職場の飲み会なども嫌いではないが、基本的には1人の時間がとても落ち着く。KAORUの前割りのために山に登り、水を汲む。

星村 香織(ほしむら かおり)

明るくハキハキ、いつもニコニコご機嫌なタイプ。がさつで大雑把な面あり、たまに上司に叱られるがあまり悪びれない。大勢の飲み会も好きだが、「好きな音楽」と「推し」と「美味しい」があれば1人でも楽しめる性格。
大好きなのはKAORUのハイボール。レモンと強炭酸でキリっといきたい。

月出 馨(つきで かおる)

仕事のできる大人の女性。周りからの信頼も厚く、誠実な性格。
若い頃は自分にも他人にも厳しい時期があったが、歳を重ねる中で他者に対しても優しくなれた。悲しむのも怒るのも静かで、1人も平気なタイプ。
KAORUはお気に入りの特別な器で淹れたジャスミンティで割って飲む。

ストーリーについて多くは語りませんが、この3人の女性たちが大切にする「ワタシ」という自分の在り方を中心に物語は展開していきます。

「こうありたい」という理想と「こうあるべき」という現実の間で、シーソーの様に揺れ動きながらも、懸命に自分自身を生きようとする主人公たち。
その何気ない日々の中で生まれる葛藤がとても丁寧に描かれているので、見ている人が物語の世界へすぐに入り込める作品となっています。

詳しいストーリーは特設サイトの動画でご覧いただけますので、自分が好きだなと思う物語をぜひお探しください。

白岳KAORUが目指すべき世界観

ここまで
・ 漫画家ウオズミアミさんとの出会い
「ワタシは、私」というコンセプト
について書いてきましたが、最後は白岳KAORUのお話です。

今回ウオズミさんが描かれた物語の中で、3人の女性にとって白岳KAORU「スイッチ」のような役割を果たしているのがとても印象的でした。

このnoteのタイトルにも組み込まれていますが、日々割り切れない葛藤を抱く3人が唯一自分らしさを取り戻せる瞬間として、好きな割り方で白岳KAORUを飲む姿が描写されているんですよね。

この普段身にまとっている自分という固い殻が、白岳KAORUの甘い香りでやさしく解きほぐされていく感じがたまらなくいいシーンなんです。

多分、次の日からも3人はまた悩んでいくんだと思います。
でも、そのお酒に身を委ねている瞬間だけはそんな事を忘れて、自分らしくいることが出来る。また、明日に向けて生きていこうと思える。

このシーンを通じて、飲む人に癒やしや希望を与えるお酒としての白岳KAORUが目指すべき世界観が少しだけクリアに見えた気がしました。

もしかしたら、「香り」ってそんな瞬間のためにあるのかもしれませんね。

今回のキャンペーンでは3つのショートストーリーを通じて、白岳KAORUの美味しい割り方自分が共感できる物語を楽しめる仕立てとなっています。

一度、物語を見に来てみませんか?

主人公は、意外とあなたによく似た人物かもしれませんよ。