熊本のアンテナショップ「銀座熊本館」に初潜入!熊本県の魅力発信基地の全貌と米焼酎に合う郷土のおつまみを教えてもらってきた
日本を代表する商業の中心地、東京・銀座。
関東で生活する熊本出身者や出張で東京にやってきた熊本県民が、気軽に「熊本」を充電できる都会のオアシスがここにはあります。
熊本県のアンテナショップ・銀座熊本館
熊本県民なら思わず声が出てしまうほど、びっしりと熊本のソウルフードやグッズが並べられている店内。創業28年の歴史と国内でも屈指の人気を誇る店舗では、過去に白岳しろフェアも実施いただきました。
今回は、そんな銀座熊本館に初潜入!
施設の企画や運営を担当する熊本県東京事務所から、くまもとセールス課の濵田 龍一さんに、施設の魅力や米焼酎に合うおつまみ、そして銀座熊本館が掲げるミッションについて教えてもらいます!
銀座熊本館を歩いてみよう!
-濵田さん、今日は銀座熊本館について教えてください!
濵田/それでは、早速当館についてご説明していきましょうか。
1F/アンテナショップ「くまもとプラザ」
まず、正面玄関を入ってすぐの1階では「くまもとプラザ」というアンテナショップを運営しています。
濵田/熊本の新鮮な野菜や果物、郷土のお菓子、農産・畜産・水産加工品まで常時1500点以上のアイテムが揃ったショップです。おかげさまで、多くのお客様にご来場いただいています。
もちろん、球磨焼酎をはじめとする県産酒もばっちり揃えてますよ!
-ショップではどんな商品が人気なんですか。
濵田/そうですね。「これぞ熊本!」という定番商品は、やはり人気が高いと思います。
例えばこのからしれんこんも、毎日東京の工場で作られる揚げたてをその日のうちに出荷してもらってるこだわりの人気商品です。食べきりサイズで、お買い求めいただくお客様も多いですよ。
濵田/あと、東京では銀座熊本館でしか買えない限定品も人気ですね。
熊本の老舗・お菓子の香梅さんの「特製陣太鼓抹茶」や
熊本県物産振興協会が主催する「令和4年度優良新商品表彰式」で金賞を受賞した徳永蒲鉾店さんの「カマフィーユ」も今とても人気が出ています。
濵田/あと、ショップでは物販だけでなく、月ごとのイベントやフェアにもかなり力を入れているんです。
濵田/熊本県内の自治体とコラボレーションしたフェアのほか、ちくわサラダの日やお肉の日など熊本名物にフォーカスしたイベントなども毎月実施してます。
最近では、熊本市出身で東京ヤクルトスワローズ所属の村上宗隆選手が日本選手シーズン最多56号本塁打と史上最年少三冠王獲得を記念して、人気商品の詰め合わせセットも販売したんですよ。
濵田/アンテナショップでは売上以上に自治体や生産者の方々がその魅力をアピールできる場作りとご来店いただいたお客様が常に新鮮な気持ちで楽しめるお店作りを目指しています。
2F/くまもとサロン「ASOBI・Bar」
濵田/さて、次は2階に上がりましょう。ここでは、最初にくまもとサロン「ASOBI・Bar」を紹介しますね。
濵田/ASOBI・Barは馬刺しやからしれんこんといった熊本名物や球磨焼酎などの県産酒といった定番メニューから、阿蘇のあか牛ハンバーグや天草の魚介を使った海鮮丼まで熊本の美味しい食事を幅広く楽しめるお食事処です。
濵田/ここだけで有名な熊本グルメはほとんど堪能できるカフェ・バーなので、ぜひ買い物ついでにお立ち寄りいただきたいですね
2F/くまモングッズ売り場、観光情報コーナー
濵田/ASOBI・Barと同じ2階に併設されているのが、くまモングッズ売り場と観光情報コーナーです。
くまモングッズ売り場は首都圏随一の品揃えで、熊本県の営業部長兼しあわせ部長 くまモンのぬいぐるみやキーホルダーなどを所狭しと並べさせていただいております。
あと、くまモンはたまに銀座熊本館のお手伝いにも来てくれてるんです。店頭にでるとさすがの人気ぶりで、多くの方々が足を止めていただけますね。
濵田/そして観光情報コーナーでは、専任の観光コンシェルジュが熊本の観光スポットやイベント情報をご案内しています。熊本に旅行したい方や東京で開催される熊本関係のイベント情報を知りたい方でいつも盛況です。
アンテナショップが注目されがちですが、買い物・旅行・食事と熊本のあらゆる要素を楽しめるのが銀座熊本館の面白さなんですよ。
本格米焼酎に合うおつまみ3選
濵田さん、銀座熊本館で米焼酎に合うおつまみを教えていただけますか
濵田/銀座熊本館としては全てのおつまみをオススメしておりますので、ここからはお酒が大好きなわたくし濵田個人としてお気に入りのおつまみを紹介していこうと思います。
さっそく、1つ目がこちらです!
濵田/千興ファームさん「UmaBar馬肉のジャーキー」です!
濵田/馬刺しが有名な千興ファームさんですが、個人的には馬肉の美味しさが凝縮されたジャーキーが米焼酎にはおすすめです。焼酎と一緒に食べはじめると本当に止まらなくなる、絶品おつまみですね。
濵田/うーん。本当に色々と美味しいおつまみがあるんですよね。
その中でも2品目を選ぶとしたら、こちらになるでしょうか。
濵田/岩田コーポレーションさんの「すずめのたまご」です。
「すずめのたまご」自体は九州や西日本で親しまれている駄菓子ですけど、これが米焼酎と相性抜群なんですよ。パッケージにかわいいくまモンがあしらわれているので、お土産にもおすすめできる一品です。
そして、最後に紹介する変わり種おつまみがこちらになります。
球磨郡山江村・やまえ堂さんの「栗ジャム」です!
濵田/おつまみにジャムって意外かもしれませんが、こちらは全国有数のブランド栗「やまえ栗」を使った商品で、この栗ジャムをクラッカーなんかに乗せて食べると米焼酎にとても合いますね。
濵田/これは一般的にあまり知られていないんですけど、熊本って実は全国で栗の生産量2位で、本当に美味しい栗が採れるんです。
その中でも、やまえ堂さんが提供する加工商品はやまえ栗の深い甘みと風味をご家庭でも楽しめる人気商品ばかりですので、ぜひ一度お酒に合わせていただければと思います。
濵田/やまえ栗と米焼酎、この組み合わせはこれからくると思いますよ!
銀座熊本館が掲げるミッション
-館内のご紹介ありがとうございました!銀座熊本館の目的って、熊本県に移住する人を増やすことなんですか
濵田/移住者を増やすことだけではなくて、純粋に熊本県のファンを増やすことが銀座熊本館のミッションです。
熊本県に住んでいる人や移住した人の数を表す定住人口、観光で熊本に来ていただける交流人口はもちろん大事ですが、まずは何らかの形で熊本県に興味や関心を持っていただく、つまりファンになっていただくことが大切だと考えています。
毎月開催しているイベントやフェアも、もともと熊本を好きな方々に対してはもちろん、今まで熊本のことをあまり知らない方々に魅力を伝えて、新たにファンになっていただくことも目的の一つなんですよ。
濵田/銀座熊本館に来ていただけるお客様は本当に様々です。
メディアでの情報を見て立ち寄ったというお客様もいらっしゃれば、たまたま当館に立ち寄った事がきっかけでリピーターになった、もしくは旅行先に選んだというお客様まで色々の接点がこの場所で生まれています。
ここ数年は新型コロナの感染が拡大して熊本に里帰りできない方が「東京にいながら熊本を感じたい」という理由で来館されることも多かったですね。
また、リアルイベントも開催が難しかったですが、状況をみながら再開しています。
濵田/また、情報発信の方法も工夫しているポイントになります。
公式HPやInstagram、TwitterなどのSNSを活用して広く情報発信することはもちろん、先ほどお話した熊本の栗生産量のようなあまり知られていない情報を意識的に伝えることで、情報の質を高めることも大事にしています。
これからも「銀座熊本館の発信は面白い」といっていただけるような情報を通じて、一人でも多くのファンを増やしていきたいです。
-濵田さん、本日はありがとうございました!
濵田/「熊本でおみやげを買い忘れた!」というお客様がふらっと立ち寄れるような気軽さも銀座熊本館のいいところですので、これからも気が向いたときにぜひ熊本を感じに来てください。
従業員一同、楽しみにお待ちしております!