大人になること、お酒を飲むこと
新成人のみなさま、おめでとうございます。
今週1月10日は「成人の日」でしたね。2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられますが、今回までは多くの方が20歳を迎えての成人式だったのではないでしょうか。※お酒やたばこは引き続き20歳からなのでご注意を!
さて、20歳になってお酒を飲む機会も増えていくみなさまに今回はわたしが素敵だと思う「お酒との付き合い方」を紹介していきたいとおもいます。
「楽しむ」と「嗜(たしな)む」
「酒は、嗜むものですからね」
これは当社代表がお酒について語る時たびたび口にされる言葉で、個人的にとても好きなお酒にまつわるフレーズです。
「お酒は嗜む程度」という表現はよく用いられますが、その場合は“ほどほどに”とか“控えめに”というニュアンスが強いですよね。
また、このフレーズを用いる時は「お酒はただ飲んで酔えばいいというものではない」とも口にすることが多いんです。
だからこそ、いつも耳を傾けながらお酒を「楽しむ」と「嗜む」にはどんな違いがあるのか自分なりに考えるようになりました。
お酒を通じて人生そのものを味わってみる
「楽しむ」と「嗜む」の定義は人によっても異なると思いますが、その上でわたしは次のように考えています。
家族や友人との集まってワイワイ飲んだり、ひとりでじっくりと好きなお酒を舐めるように飲む。わたしも酒造メーカーの社員なので、楽しい飲み会や晩酌が大好きです。
目の前のお酒や会話にただただ没頭して、その瞬間を味わい尽くす。これこそ「お酒を楽しむ」ことだと思っています。
一方で、「お酒を嗜む」とは人生の喜怒哀楽にお酒を合わせることではないかと最近考えるようになりました。
生きていれば楽しいばかりとはいかないことも多々ございます。そういう時でも、人間やっぱりお酒を飲むんです。
嬉しいときには嬉しいお酒を、わびしいときはわびしいお酒を飲む。すると不思議なもので、その時々の感情があわさってまたお酒の違った一面が垣間見えてくる。
そんな風に、お酒と自分自身を噛み締めながら飲むことを「お酒を嗜む」というのではないかというのが私が考えるひとつの結論です。
20歳になってこれからお酒を飲むみなさまも、楽しいお酒はもちろん色々な気持ちともにお酒を嗜んでいただければと思います。
嗜むお酒として最高の一本、「白岳しろ」
ここまで話してきた「嗜むお酒」として最高の一本といえば、もうおわかりですね。そう、文句無しで「白岳しろ」です。
「しろ」はその洗練された旨味と雑味のない味わいから食事に合うことで定評がありますが、しみじみと嗜む一本としてもおすすめのお酒です。
自分の気持ちと向き合いながらお酒を嗜むときは、色とりどりの感情をありのまま写し出してくれるお酒を選びたいもの。
真っ白なキャンパスのようなボトルとクセが少なく主張しすぎない絶妙な味わいが特長の「白岳しろ」は、飲み進めるうちに飲み手の気持ちを汲んで柔らかく包み込んでくれる。そんなお酒です。
慌ただしい年末年始が終わったこの時期だからこそ、「白岳しろ」で気持ちのチューンナップしてみてはいかがでしょうか。自分自身と「白岳しろ」の新しい一面が見つかるかもしれませんよ。