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(再掲)おめでたいときは、酒蔵らしく鏡開き!note1周年を盛大に祝うべく、みんなで酒樽を開いてこれまでの頑張りを白岳しろで流し込んできた

この記事は2022年12月1日に投稿した記事ですが、誤って記事を削除したので再掲です

ちょうど1年前の2021年12月1日

白岳しろ公式noteは、この投稿から静かにスタートしました。

記事の内容こそとても控えめですが、初めて投稿した時のドキドキ指先のかすかな震えはいまでも鮮明に思い出すことが出来ます。

ここから一心不乱に企画を考えては記事を作り続け、休まず投稿してきたこの1年間。「毎週書かねば…」というプレッシャーとも徐々にマブダチとなり、このたび晴れて1周年のゴールテープを切ることができました!

ゴールした瞬間、これまでの大変だった記憶やり遂げた喜びが堰を切ったように押し寄せてきました。この1年、本当に長かった…。

そして同時に頭をよぎったのが「さて、1周年記事で何を書こう」といういつもの悩み。もはやnote担当者ならではの職業病です。

代表的なのは振り返り記事ですが、半年記念で一度書いているので、せっかくの1周年はパーッと派手にお祝いしたい!

そんなことを考えてたときに思いついたのが、タイトルにも書いた「鏡開き」でした。

祝い事には欠かせない酒蔵ならではのアイテムで嬉しさを一気に開放して、この節目を盛大に祝っていきたいと思います!

ただ、わたしを含めて一般の人はほとんど経験したことがない鏡開き。何を準備して、どう進めればいいのかも全くわかりません…。

というわけで、社内で鏡開きに詳しいこの方に相談することにしました。

PROFILE 久保田 一博(くぼた かずひろ)
高橋酒造株式会社 お客様創造本部長。お客様とのコミュニケーションによる白岳ファンの創出をミッションとする顧客対応のプロフェッショナル

入社して40年以上、あらゆるシーンでお客様との信頼関係をつくり続け、球磨焼酎や白岳の魅力を伝え続けてきた久保田さん。柔らかな語り口と温かい人柄で、日本中の白岳ファンからも広く親しまれている名物部長です。

今回は球磨焼酎をはじめとするお酒文化にも精通している強力な助っ人に協力してもらいながら、初めての鏡開きを成功させたいと思います!

「鏡開き」ってなんですか?

-久保田部長、よろしくお願いします!まず鏡開きについて教えてください

久保田/こちらこそ、今日はよろしくお願いします。

鏡開きの由来は諸説ありますが、そのむかし出陣する武士が味方の気持ちを鼓舞しようと、振る舞い酒として酒樽を割ったことから始まったと言われています。まずは、この蓋(ふた)を見てください。

久保田/丸くて平らな形をしているので、古くから酒屋さんでもこの蓋を鏡(かがみ)と呼んでいたんですよ。その呼び方から、この蓋を割ってみんなでお酒を飲み交わすことを「鏡開き」と呼ぶようになったんですね。

この蓋の丸い形には円満末広がりといったいい意味もあって、現代でも新たなスタートの際にはよく鏡開きが行われます。「鏡を開くことで、これからの運も開ける」という願掛けの意味もあるんですよ。

ちなみに鏡割りという呼び方もありますが、「割る」という言葉は祝いの席では縁起が悪いこともあって鏡開きが一般的な呼び方となっています。

-でも一般の人が鏡開きをしようと思っても、なかなか難しいですよね

久保田/いえいえ、そんなことありませんよ。

実際に私が所属するお客様創造本部では、結婚式やイベントを考えられているお客様からのご依頼を受けて酒樽のレンタルを少しずつ始めているんです。

まだ規模は小さいですが、今後より多くのお客様にご利用いただけるように現在色々な式場やイベント会場にご提案しています。

久保田/わたしたちの部署のミッションは売上本数だけではなく、一人でも多くの球磨焼酎や白岳ファンを創出することです。

だからこそ、楽しい祝いの席や新しい門出の席での鏡開きを通じて、いい思い出の一部としてお酒に触れ合っていただきたいと思っているんですよ。

久保田/今日もnoteを創ってきたお二人にとっての節目のイベントですよね。盛大に祝うためにも、さっそく準備をしていきましょう!

まずは樽の準備とリハーサルから

久保田/さあ、まずは樽の中にお酒を入れていきましょう。今回は白岳しろの酒樽なので、お酒もしろを使います。

お酒はこの酒樽いっぱいに入れないといけないと思われているお客様も多いんですが、蓋を開けると金属製の容器がついているので飲む分だけ入れられるようになっているんです。では、注いでみてください。

久保田/いいですよ、その調子で最後まで入れてくださいね。

久保田/はい、全部入りましたね。次は蓋を閉めていきましょうか。

ここで注意するのは蓋を事前に水で濡らすことです。水を含んだ木材が膨張して、ちょうど良い蓋のサイズに変形するんですね。

久保田/そうです、そうです。いい感じです。

久保田/酒樽の準備が完成しましたね。次は実際に木槌(きづち)を握ってみて、リハーサルをしてみましょうか。

-意外とずっしり重いですね、どんな風に開けばいいんですか

久保田/蓋を叩き割るというイメージがあるかもしれませんが、蓋はぎりぎりハマっているだけなので、蓋の継ぎ目を狙って優しく振り下ろしてあげるだけで充分に開きます。

久保田/そうです。蓋が開いたらお酒を柄杓(ひしゃく)ですくって

久保田/枡で飲み干せば、鏡開きの完了です。

久保田/いかがですか。思ったより簡単でしょう。ここまでしっかりとリハーサルしたので、いよいよ本番に参りましょう!

note1周年、いま鏡を開く時

後方に1周年のお祝いタイトルも映しだして、いざ鏡開きの準備は万端

この瞬間にも取材に行った思い出誰もいないオフィスでキーを叩き続けた記憶がありありと蘇ってきます。この一年間大変だったけど、本当に充実した時間でございました。

ありがとう、note…。そんな万感の思いとともに、いま鏡を開きます

久保田/それでは、いきますよ!

久保田/せーの!

全員/よいしょ!!!!!

1年間の想いを載せた木槌によって「コーン!!」という小気味いい音が響き渡り、この瞬間白岳しろの鏡が開かれました!

人生で初めて鏡開きをしましたが、率直な感想言ってヨカですか?

これは…

たまんなく気持ちいいぃぃぃぃ!!!!

手に残る感触で「やったぞ!」という手応えが直に感じられる鏡開きの魅力。これは一度やったらハマってしまいますね!

勢い余って、1周年ポーズまで決めちゃいました。

これにて、白岳しろnote鏡開きの儀は完了!

しかし、ここで終わらないのが鏡開きの良いところ、最後にみんなで白岳しろを味わっていきます。

人生を彩るお酒、白岳しろ

鏡を開いたあとは、久保田部長から直々に一人ずつ白岳しろを注いでいただきます。

この瞬間もお酒の重さが手にしっかりと伝わってきてたまりません!

久保田/お二人とも、よく頑張られましたね。それでは杯を高らかに掲げて、お祝いの乾杯をしましょう。

それでは、今後の白岳しろnote益々のご発展を祈って…

乾杯っ!!

全員/カンパーーーーーーーイ!!!!!!

いやあ。こうして白岳しろを飲みながら1周年をお祝い出来るなんて、noteを始めたときは夢にも思っていませんでした。

いま、本当に幸せです。

う、う、う、

うますぎるぅぅぅぅ!!!!!!!!

いつも飲んでいるお酒のはずなのに、いろんな想いや達成感がお酒に混ざり合って五臓六腑に染み込んでいきます。飲んでいる間にも、今まで出会った方々の顔や楽しかったことを思い出しながら…

全部、飲み切りました!

この一杯で、まだまだこれからもnote頑張れそうです。
久保田部長、素敵な鏡開きをありがとうございました!

さて、今回は記念すべきnote1周年を白岳しろの鏡開きと共にお届けしてまいりましたが、いかがでしたか。

いつもブレのない味を目指して造り続けている白岳しろですが、飲む人の気持ちやその時の感情によって何倍も美味しく感じられるのもお酒の素晴らしいところなんだなと改めて実感できたとても良い経験となりました。

これからも白岳しろをより美味しく感じられる楽しい飲み方やストーリーをお届けしていくことで、「楽しいときや嬉しいときには、いつも白岳しろがそばにある」という世界観を伝え続けていきたいと思います。

次の1年も白岳しろnoteの応援をよろしくお願いいたします!

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