【白岳しろの楽しみ方3選】4月6日は「しろの日」なので、蔵元だけが知っている楽しみ方を全部出しちゃう記事
サムネイルとタイトルだけで「しろ」という文字の登場回数は既に15回。
自分で書いておきながらなんですが、ゲシュタルト崩壊を起こしている読者の方もいらっしゃるのではないかと少し心配になってきました。
でも、今回だけは許していただきたい…。
なんといっても、本日4月6日は白岳しろにとって年に1度のおめでたい記念日、「しろの日」なのですから!!
「しろの日」ってなんですか?
「4と6で、“しろ(46)”って読めちゃうよね?」
という、先人たちの非常にシンプルな着想から生まれた白岳しろという酒をお祝いする日が「しろの日」。当社が設定した非公式な記念日(逆に公式と呼んでいいのか?)で、これまでも「しろの日」に合わせて様々なイベントやプロモーションを実施してきました。
毎年「そろそろ、しろの日だから何か準備しないとヤバイよね」という焦りや冷や汗と共に手探りで企画を作り上げ、終わった瞬間に一息ついて白岳しろを飲むというエモーショナルで気が引き締まる記念日でもあります。
本日4月6日は、そんな「しろの日」ということで、改めて蔵元として白岳しろ3つの楽しみ方をを紹介していきたいと思います。
それでは、いきましょう!
楽しみ方① 1人でじっくり晩酌「しろ」!
さて、1つ目は「1人晩酌with白岳しろ」。
一人暮らしの方はもちろん、家族が寝静まった後にコソッと飲み始めたい方にもオススメする「しろ」の楽しみ方です。
早速ですが、しろで1人晩酌をする時のポイントはこちら!!
これは文字通りですね。「しろ」で1人晩酌する時は、特別なおつまみを用意する必要がないんです。まず、そんなに凝った1人晩酌は続きませんし、1人で飲むなら多少雑多なくらいが個人的には楽しかったりします。
「本当に家にある食材で大丈夫なの?」という疑問をいただきそうですが、大丈夫、問題無しです。白岳しろって原料がお米でその中でもスッキリした造りということもあって、どんな食材にでも合うし、逆に合わない食材を探す方が難しいくらいな焼酎なんですよ。
なので、お酒に合わせておつまみを選ぶ必要がなくて、白岳しろがおつまみの味に自動的に合わせてくれます。例えば、1人晩酌でしろと合わせて楽しんでほしいおつまみは下記のような食材たちです。
しろ1人晩酌のおつまみに選びたいおウチに「あるある」な食材
普段手が伸びない食材でも、しろと合わせることで「えっ、意外とこれ美味しい!?」ってなることも多いので「余りものマリアージュ」オススメです。
ちなみに、1人晩酌する時は
ハイボール→水割り→ロックorお湯割り(季節に合わせて)の順番が良いんじゃないかとおもいます。
初っ端から水割りやロックでいくと、しろの飲みやすさも相まってついつい飲み過ぎてしまうので、まずは炭酸で飲む量をセーブしていこうという狙いです。
みなさんも試行錯誤しながら、しろの1人晩酌に挑戦してみてくださいね。
楽しみ方② お店では、ボトルキープ「しろ」!
2つ目の楽しみ方はシンプルで、「お店で飲む時はボトルキープしてみませんか?」という提案です。
ボトルキープのオススメポイントは、ずばり「コミュニケーション」。
1杯飲みで注文すると「白岳しろ、ロックで」。文字数にして僅か10文字。運ばれてはくるけど、ちょっぴり味気無い気もする。
これがボトルキープになると、めちゃくちゃ会話が増えます。
ボトルキープの場面を空想してみた
~熊本弁ver~
いやあ、ボトルキープって素敵。会話も10倍以上になりました。お店の人と仲良く慣れるし、お店にいく楽しみも増えます。
そして、なにより白岳しろってボトルキープが楽しいお酒なんです。
瓶にかかっているネックリンガーに名前を書くスタイルもあれば…
ラベルに直接書き込むのも、全然あり。
これって、焼酎では珍しい白岳しろの「白色×和紙」ラベルだからこそ出来る楽しみ方です。熊本ではめっちゃ普通の光景なんですけど、他の地域や焼酎ではなかなか見ることが出来ないスタイルなんですね。
1杯飲みと比べてコスパも良くなるので、いきつけに通ったり大人数でいく場合は普通にオススメ。お店が白岳しろのボトル売りをしている時は、ぜひボトルキープしてみてくださいね。これはハマりますよー。
楽しみ方③ ラベルに楽しくお絵かき「しろ」!
最後の楽しみ方は「お絵かき」。このnoteのサムネイルや上の画像もしろのラベルにお絵かきした作品です。まあ、これはさすがにプロが描いてます。
「ラベルに字は書けても、さすがに絵は難しいよねー」なんて漠然とあきらめがちだったんですけどね。つい先日のこと、BSフジの東京会議っていう番組でたまたま人吉に収録に来られていた放送作家の小山薫堂さんが、ふらっと白岳伝承蔵に立ち寄られたんですよ。
人吉には昔からよくいらっしゃってたので、この日も小山さんの高校の先輩でもある高橋社長が応対することに。
んー、今日は突然どうしたんだろう。なんて思ってると…
小山さん「あのー、絵を描きたいので、しろのボトル使っていいですか?」
社長はもちろん、その場にいた社員も一瞬“へっ?”という反応。流れがまったく読めないので、小山さんにお話を聞いてみると…
とのこと。しかも東京会議に依頼を持ち込んだのは小池アミイゴさんという国内でも有名なイラストレーターの方々が所属する東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)という団体の理事長らしいのです。
白岳しろは高橋社長が造ったお酒で、今でも当社のメインブランド。なんならこのアカウント名も「白岳しろ」。そのこだわりたるや尋常じゃありません。正直、傍で見てて「これ、無理かもなー」って思ってました。
そこに、高橋社長からの一言。
「いいですよ。ただし、お酒を理解して貰った上で表現してもらいたい」
この瞬間、白岳しろを飲みながらプロのイラストレーターの方々が酔彩画を描くイベントが決まりました。
東京で開かれた「酔彩画イベント」の様子はこの動画に詰まってます。
感想を一言だけ良いですか。まがりなりにも物を書く人間としてあるまじき表現かもしれませんが、このイベントは「ヤバかった」。TIS所属のイラストレーターたちの技量はもちろん、その圧倒的な熱量にただ慄くばかり。
飲めば飲むほど、筆が進む。描けば描くほど、酒が進む。
お酒の楽しさと絵を描く愉しさが混ざり合う桃源郷のような空間で描かれたボトルは全63本。無事終われば御の字と思って熊本から参加していましたが、イベントが終わった瞬間こらえきれなくなって、一緒に参加していた社員たちに伝えました。
「今年のしろの日、これで行きませんか?」
この時、2022年「しろの日」企画はまだ何も決まっていなかったのですが、
プロが描いたボトルを展示する「酔彩画展」の実施
イベントで使用した特注ボトル「お絵かきしろ」の発売
「酔彩画イベントの熱量とイラストレーションの素晴らしさをしろを通じてもっと色々な人に知ってほしい」という現場にいた我々の想いから、今回この2つをしろの日の目玉企画として進めていく事にしました。
とはいえ、しろのラベルに絵を描くという取り組みはスタートしたばかりで、まだまだハードルも多いです。今後も絵を描く人を増やす取り組みを重ねて、お酒と絵を同時に楽しむ新しい文化に繋げていくつもりです。
最後になりましたが
さて、白岳しろの楽しみ方は伝わりましたか。しろってシンプルな味わいの一方で、飲んで楽しい描いて楽しいなかなか奥の深いお酒なんです。
今年もしろの日を通じて、たくさんの白岳しろファンを生み出していければと思います。この記事を読んでいただいたみなさんにも、色んな場面でしろを飲みながらラベルで遊んでいただけるけると嬉しいですね。
それではみなさん、よい「しろの日」を。
「しろの日」企画について