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手作りの窯でピザを焼く。「しろトマ」というカクテルを世界へ発信しようと思った時、自分に残された選択肢はそれしかなかった

“これは、ピザを焼くしかない”

今回そんな考えに至ったきっかけが、白岳しろをデルモンテのリコピンリッチで割ったこちらの「しろトマ」です。

美容や健康にも良いと言われるリコピンが満載で、濃厚なトマトの旨味としろの爽やかな口当たりが絶妙なしろトマ。

2019年にデルモンテ様と開発したカクテルとして多くの店舗でメニューに採用いただき、TwitterでもPRを繰り広げてきました。

が…、それだけではまだ満足出来ていない自分がそこにはいたのです。

「しろトマのポテンシャルはこんなもんじゃない」
「もっとこの魅力を知ってもらうにはどうすれば良い?」

冒頭の天啓に打たれたのは、そんな時です。

しろトマの本質的な魅力は、トマトそのものの美味しさ。

「トマトが主役のピザなら、最高のマリアージュになると思うんです!」とデルモンテ様に相談した所、その動きたるや早かった。

その週にはリコピンリッチやトマトソースなど、ピザ企画に必要な各種デルモンテ商品を熊本へと空輸いただいたのでした。

デルモンテ様、ありがとうございます!

果たして、しろトマと自分たちの手作りピザで“ヴォーノ(素晴らしい)!”という快哉をあげることは出来るのか。

これまでnoteで出会った要素をふんだんに盛り込んだピザを焼いて、しろトマの魅力を余すことなくお伝えしていきます!

ピザに合う厳選食材を集めよう

採れたての野菜を求めて

ピザ作りの旅は、まず食材探しから。

やってきたのは地元の美味しいものが集まる多良木えびす物産館です。

館内に入ると、地域の特産品や工芸品が所狭しと並びます。

そして、こちらで手に入れたいのが地元の新鮮野菜たち。

ピザのトッピングに合う野菜を探していると、さっそく水上村の立派なアスパラガスを発見!自然の堆肥たっぷりで栄養満点です。

次は房が丸ごとついた野趣溢れるにんにくをゲット!中々この形状では売ってませんよ。

最後は大ぶりで色艶も良いピーマンをカゴに入れます※この量でなんと100円!

これにて、物産館でのお買い物は終了!

いい野菜が揃ったので、続いてはメインとなるお肉の調達へ向かいます。

奥球磨を代表する“肉”といえば

ピザに合う最高の肉を求めて訪れたのは多良木町の村上精肉店さん。

以前noteでも、絶品のジビエ料理を振る舞っていただきました。

代表の村上さんに企画について事前にお伝えしたところ、なんと前もって燻製肉を仕込んでいただいたとのこと。

そんな、村上さん自慢のジビエがこちら!

「猪鹿鶏×ベーコン・ジャーキー・ハム・フランク」という最強ラインナップはもうピザと相性抜群に決まってるじゃないですか。

noteで繋がったご縁に感謝しながら、ズッシリと重さが感じられるお肉を直接手渡していただきました。

そして、この地元産の食材には最高級のチーズを合わせたいということで熊本県菊池産搾りたての生乳100%の無添加モッツアレラチーズ「ミル爆」リコッタチーズを取り寄せてみました。

厳選食材が勢ぞろい

こうしてデルモンテのリコピンリッチ・ピザソース・ホールコーン、地元野菜とジビエ、熊本を代表するチーズがここに集結。

この極上食材を使って、最高の手作りピザを焼いていきましょう!

ピザ作りスタート

手作り窯をつくってみよう

勝負の舞台はこちらの「田舎の体験交流館さんがうら」
小学校を改築した交流施設として、noteでも訪問させていただきました。

ここではピザ作り体験(1名2,000円/5名から※要予約)が出来るので、館長の小川さんとスタッフ様に手ほどきを受けていきます。

さんがうらのピザ作り体験は「窯づくり」からスタート。

ブロックとレンガをベースに、なんと5分で組み立てられるんです。

丁寧に教えていただきながら、手順通りに石板とレンガと配置していくと

不器用な自分でも
手順通りにつくると

あっという間に、自家製ピザ窯が完成!

窯が組み上がったらさっそく火を起こして、丁寧にうちわで扇ぎます。

この状態になったら一旦準備は完了。窯の温度が上がるのを待ちます。

この間に、次の工程へと進んでいきます。

生地と材料を仕込んでいく

ここからはピザの本丸である生地づくり。

説明書通りに丁寧に材料を計量して、しっかりと混ぜていきます。

10分程度こね続けたら生地を丸めて…

自然発酵させている間に、材料の仕込みを着々と進めていきましょう。

作業すること15分…

発酵が進んで生地は一回り大きくなり

材料の準備もしっかりと整いました!

舞台は出来たので、ピザの盛り付けへと移ってまいります。

2種のピザを盛り付けろ!

寝かせた生地は平たく伸ばして、空気を入れるために穴を開けます。

そして、ここで登場するのが寄贈いただいたデルモンテのピザソース

初めて使いましたが手も一切汚れないし、押すだけで簡単に中身が出てくるので、とても快適にソースをかけられます。

スプーンでしっかりと伸ばして

カマンベールチーズ、ピーマン、ミニトマト、デルモンテのホールコーン、猪鹿鳥フランクを盛り付けると1つ目のピザが完成。

2枚目はリコッタチーズをベースにアスパラガス、にんにく、鹿ジャーキー、猪鹿鳥ハム、猪のベーコンをあしらっていきます。

こうして、全く種類の異なるピザの準備が出来ました!

ここまでは本当に順調な仕上がり…。

いよいよ、ピザ作りの最終工程「焼き」へと向かいます。

一気に焼き上げる

ピザ窯は準備万端で、いつでも焼ける構え。

まずは、リコッタチーズのピザを焼いていきます。

レンガで蓋を閉めたら、約1分半で焼けるということ。

これは、一瞬の勝負になります。

ピピピピピピ!!!!

けたたましい勢いでタイマーが鳴り、恐る恐るピザを取り出していくと…

あ!めっちゃいい感じに焼けてる!!!

これは幸先のいいスタート!

この調子で、2枚目もうまく焼けてほしい…。
祈りながらそっと入れます。

こちらも待つこと1分半。

蓋を開けて、中を覗いてみると…

うおぉぉぉぉぉ!!

チーズもトロトロで、本格派っぽいピザが完成してる!これ絶対ウマいやつじゃないですか。

初めての体験で緊張しましたが、さんがうらのみなさんに助けられながら見事に美味しそうなピザを焼き上げることが出来ました。

さあ、いよいよ今回の目的でもある「しろトマ」とのマリアージュを楽しんでいきます!

夢にまで見たトマトの饗宴

うーん、何度見てもいい画ですねぇ…。
それでは、しろトマを作っていきましょう!

まずはグラスにこれでもかというくらい氷を入れて、白岳しろをグラスの3分の1くらいまで注ぎます。

ちなみに、しろトマづくりはここがクライマックス…。

デルモンテのリコピンリッチを注いでいくんですが、この時トマトとしろが混ざり合うグラデーションがとてつもなく美しいんです。

そして、しっかり混ぜるのも大切なポイント。

ここだけの秘密ですが、混ぜる際にしろマドラーを使うと更にその味が美味しくなります。※個人の感想です

という簡単なステップで、しろトマの完成!

カクテルながら、お手軽に作れるのもしろトマの魅力なんですよね。

ちなみにソーダを少し加えると飲みやすさがアップするのでオススメです。

さあ、しろトマも完成したので早速ペアリングを開始!

初めに、モッツァレラチーズのピザから食べていきます。

こ、これは…

ヴォーノォォォォ(素晴らしい)!!!

さすが世界のデルモンテ。ジビエのインパクトある風味にも全く負けない鮮やかさとコクを備えたトマト力に感動が止まりません…

トマト・肉・野菜のバランスが素晴らしくてお店で食べるピザのレベルです。

このトマト風味が残るうちに、キンキンに冷えたしろトマを一口!

くぅぅー!!!

これもとてつもないヴォーノですな!!

想像以上にトマトソースとしろトマがしっかりと絡み合って、濃厚な旨味がお互いをこれでもかと引き立ててくれます。

あと、開放感のあるアウトドアで飲むしろトマがいつもより美味しい!レシピも簡単で、これはキャンプ×しろトマもありですね。

次に、ジビエたっぷりのリコッタチーズのピザも食べてみました。

モッツァレラチーズが王道だとすれば、リコッタチーズは意外性を楽しむという感じでどっしりとしたのピザの存在感がいい!

これも、ヴォーノです!!

燻製肉の風味が香ってきたあとに、上品なチーズの甘みが溶けてきて淡白ながらに滋味深さがこれでもかと押し寄せてきます。

ちなみに、こちらもしろトマとの相性抜群です!

モッツァレラは情熱×情熱といったトマトの応酬という印象でしたが、リコッタは冷静×情熱という感じでバランスの取れたタイプ。

この淡白な味わいをしろトマが華麗に引き出せていて、このカクテルの意外な一面を発見できたヴォーノな組み合わせとなりました。

さて、今回は「しろトマ」の魅力についてピザを焼きながら発信してまいりました。

強い個性を高め合うことが出来る上で、相手を活かすペアリングも可能なしろトマのポテンシャルに感動したピザ体験。お家でも簡単に出来るカクテルですので、ぜひお試しください。

ヴォーノ!と高らかに叫びながらしろトマを一口飲むだけで、きっとこれまで体験したことのない至高のトマト体験が楽しめるはずですよ。

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