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【人気記事】スキが100件以上の記事まとめ

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白岳しろnoteの中でも「スキ」を100以上の好評だった記事を厳選しました。
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#熊本

天気がいい日は焼酎片手にローカル線で旅に出よう!開業20周年の「肥薩おれんじ鉄道」に揺られ、最高の鉄道酒を堪能していく

興味はあるけど、自分でやるのはちょっとハードルが高い… これまで白岳しろnoteでは、そうした思わず二の足を踏んでしまいそうなチャレンジを記事にして一つのマガジンにしてきました。 そして、このたび新たに挑戦を決意したのが「鉄道酒」です。 好きな焼酎をバッグに詰めて、列車の揺れに身を任せながらその地ならではの絶景やグルメを満喫していく…。春が来てそんな鉄道旅への衝動が抑えられなくなった私は、自然とこの場所に足が向いていました。 その名も、熊本が誇るローカル鉄道の一つ・肥

日本の磁器を400年支える至高の原料「天草陶石」。その生産地がいま陶磁器ブランドを立ち上げ、世界へと発信するまでの物語に迫った

日本最古の磁器とされる、佐賀県の有田焼。 その透明感あふれる純白の磁肌と鮮やかな絵付けのコントラストで誕生以来多くの人々を魅了してきた世界有数の白磁器です。 この有田焼ならではの透き通るような白や丈夫な造りに欠かせない原料を400年以上供給してきた一大生産地がここ熊本にあります。 熊本県天草郡 天草陶石(とうせき) 江戸時代の蘭学者・平賀源内をして“天下無双の上品”と言わしめた陶石で、有田焼や清水焼といった有名窯元や大手陶器メーカーにもその品質を認められてきた国内

“いい肉の日”はキジを焼き、記事を書く!人吉の名店「きじや」で脂が乗ったキジ肉としろを合わせた瞬間、煙の向こうに楽園が現れた

みなさま、本日11月29日は「いい肉の日」でございます。 日本中が美味しいお肉の話題であふれる年に一度の記念日。せっかく記事を書くなら、私たちも地元・人吉球磨が誇る自慢の肉料理を紹介したい…。 そんなわけで、今回満を持してやってきたのがこちらです。 きじ料理専門店、ずばりその名も「きじや」さん! 人吉駅から車で20分程の木地屋(きじや)町に昔からあるお店で、近くを通るたびレトロな看板を横目に見ては“キジってどんな味がするんだろう”と前から気になっていました。 これま

熊本出身の元十両・肥後ノ城 政和が歩んできた相撲との半生。教師に転身した今こそ子供たちに伝えたい、勝負の世界で掴み取った教訓とは

「土俵には金が埋まっている」 これは白星を掴んだ者だけが出世していく相撲界において、そこから這い上がろうとする力士たちを鼓舞してきた伝統的な格言です。 100kg超の肉体がぶつかり合い、一瞬で勝者と敗者を決する世界。 そうした苛烈を極める闘いの中で研鑽を重ね、十両まで駆け上がった熊本出身の元大相撲力士が今回の主役・緒方 政和さんです。 一度は社会人を経験して、入門期限間近の22歳で角界入りを果たした「脱サラ力士」としても注目を浴びた緒方さん。 現役時代は幕下での優勝

なぜ熊本では「米焼酎」が飲まれるようになったのか?その秘密を人吉球磨の地理と歴史の両面から紐解いてみる

いまさらですが、熊本で焼酎といえばもちろん米焼酎です。 下のグラフは国税庁の資料をもとに作ったもので、九州各県の焼酎売上実績を原料別にまとめました。※注意※消費量ではありません このデータを見ると、全国的に焼酎の生産量が多い九州の中でも、熊本がいかに突出して米焼酎を造っているのかよくわかりますね。 さて…ここからが今日の本題です。 同じ九州という土地で焼酎を造っているにもかかわらず、なぜ熊本だけこんなにも米焼酎の割合が大きいのでしょうか。 熊本が誇る米焼酎のほとんど

自分に合う銘柄がわかる「白岳の地図」ついに完成!“風味”と“香り”のマトリクスを歩きながら、あなただけの1杯を探し当てていただきたい

現在、白岳の本格米焼酎は全部で12銘柄。 造りによる個性の違いを楽しんでいただきたく様々なアイテムを展開している一方で、お客様にとってラベル情報だけで味をイメージするのは少し難しいのかもしれないという課題感も持っていました。 今回、そんな現状を踏まえて作りたいと思ったのが「白岳の地図」。 “風味”と“香り”という本格米焼酎の2大要素を軸にしたマトリクスを通じて、初めて白岳に触れるお客様でも自分にピッタリな1本と巡り合えるロードマップを目指してみました。 具体的には、風

3年ぶりに営業再開を果たした甲佐町 やな場の絶品鮎を肴に、涼を取りながら白岳しろで一杯やるのがこれまた最高な大人の遊びだった!

鮎(あゆ)とは無縁の人生を送ってきました。 朝の情報番組で京都特集とかを横目で見ては「へー、鮎って美味いんだろうなー」なんて思いながらカップ麺をすすってきた学生時代。自分にとってayuは聴くものであって、味わう対象ではなかったんですね。 そんな鮎と縁遠かったわたしが、ある朝こんな記事を見つけます。 熊本県・甲佐町で江戸時代から続く伝統施設「やな場(ば)」。 新鮮な鮎が味わえる名所として地元でも長年愛されてきたスポットで、毎年やな場の鮎を楽しみに県内外から多くのお客さん

これであなたも“焼酎通”!?お酒について勉強したいと思いつつも難しい言葉が出てきた瞬間にフリーズしてきた人に向けて、お酒の専門用語をわかりやすく解説してみる

何事にも、「つまづきやすいポイント」というものがありますよね。 算数でいえば分数の割り算、ギターでいえばFコード、ゴルフでいえばバンカーショット。どんなジャンルにも、前向きな初学者たちを無惨に跳ね返す高い壁のような項目が存在するものです。 そんな中、「お酒について詳しくなりたい!」という方にとってハードルが高くなりがちなお酒の造りに関する4つのワードがこちらになります。 今回は本格米焼酎の製造工程をなぞりながら、難しく感じる4つの専門用語についてシンプルにお伝えしていき

糖質・プリン体ゼロって本当!?正月太りがまだまだ気になるこの時期読んでほしい「蒸留酒」についてまとめてみた

今回のテーマはずばり「蒸留酒」です。まずは、下の画像をご覧下さい。 みなさんが好きなお酒はどこに含まれていましたか? ちなみに、私たちが造っている本格米焼酎は真ん中の蒸留酒(スピリッツ)、梅酒やリキュールは混成酒という種類のお酒になります。。 製法ごとに説明していくと追加で10投稿くらい必要なので、今回は本格米焼酎が分類される「蒸留酒」に絞って説明していきたいと思います! 「蒸留酒」が出来るまでかなり手前味噌ですが、蒸留酒(本格米焼酎)が出来るまでの工程は、弊社HPが