「おやつカンパニーさんから、コラボの話が来たんだけど…」

自席でコーヒーブレイクをしていた時に、営業から舞い込んだ一本の電話。社名を聞いた瞬間、その衝撃で私の思考回路はまさにショート寸前となり、小さい頃の思い出が走馬灯のように頭を駆け巡ったのでした。

お、おやつカンパニーといえば、あの超有名ブランド「ベビースターラーメン」を輩出した日本を代表するお菓子メーカーじゃないですか…。

100円玉を握りしめて駄菓子屋へ駆け込み、公園のブランコで友達と笑いながらベビースターラーメンをがむしゃらに頬張った子ども時代。

そのパッケージを眺めているだけで懐かしい記憶が呼び起こされてしまう、言わずと知れたおやつ界のロングセラーシリーズです。

ただ、そんな全国的にも有名なおやつカンパニーさんが、どうして地方で米焼酎を造る蔵元にコラボ企画のオファーをしてくれたのでしょうか。

どうしてもその答えを知りたくなった私は、熊本を飛び出していざ東京へ。先方のオフィスに単身乗り込んで、突撃取材を試みることにしました。

日本全国で親しまれるお菓子を生み出してきたおやつカンパニーさんが当社に声を掛けてくれた背景を知るために、今回は担当者の方に直撃してコラボの核心へ迫っていきたいと思います！

おやつカンパニーさんに初潜入！

コラボで大事なのは相手へのリスペクトと謙虚な姿勢ということで、まずは社会人の基本行動である「名刺交換」からスタート。

このたび熊本から突然やってきた私を快く迎えてくれたのが、株式会社おやつカンパニーでマーケティング業務を担当する米倉 健太郎さんです。

今回はそんな初対面の米倉さんとじっくり腹を割って話をしていくために、おやつカンパニーさんのベビースターラーメンシリーズに合わせて、熊本から持参した当社自慢の米焼酎を飲み進めることにしました。

--本日はよろしくお願いいたします！私は子どものころからベビースターといえば「焼そば」が大好きだったんですよ。

米倉さん/ありがとうございます！ベビースターラーメンの中ではチキン味が不動の一番人気ですけど、焼そばも根強い人気を誇るアイテムです。

ちなみに私は昔から「うましお味」が好きですね。もちろんお酒にも合いますし、食べ始めるとついつい止まらなくなっちゃいます。

--好みが分かれるポイントですよね（笑）。おやつカンパニーさんは創業時からベビースターラーメンを作られていたんですか？

米倉さん/いえ、弊社はもともと即席めんの製造メーカーだったんです。

その製造工程で生じる麺のかけらを見るたびに「もったいない」と感じていた創業者が、新しいおやつへとアレンジして従業員に配り始めたのがベビースターラーメンの原型でした。

そして、これがかなりの好評だったことから本格的に商品化が進められて、1959年にベビースターラーメンが誕生したんです。

米倉さん/ベビースターラーメンの誕生以降は、その歴史と共に試行錯誤を重ねながら、様々なフレーバーや形状の商品を発売してきました。

例えば「ドデカイラーメン」や「ラーメン丸」も子どもがこぼしやすいというお客様の声を活かして、より食べやすく工夫されたアイテムなんですよ。

--そんな歴史を歩んできたベビースターシリーズは着実に進化を遂げて、いまやお菓子界のビックブランドへと成長しています

米倉さん/そうですね。おかげさまで全国でのブランド認知度も98%を超えており、長きにわたって多くのお客様からご愛顧いただいています。

ただ一方で明確な課題もあって、それがお客様が年齢を重ねるごとにベビースターラーメンから自然と「卒業」されてしまうことなんです。実際にいまのメイン顧客を見ると、お子様や30～40代の女性だったりするんですよね。

米倉さん/ただ、こうした流れを変えていくために弊社でも新しい挑戦に取り組み始めていて、その一つが往年のベビースターファンとの交流です。

例えば、2024年には「ベビースターカンパニー」というサイトを開設して、ファンの方々が日頃から楽しんでいる食べ方やベビースターへの熱い想いをゆるく表現しあえるようなコミュニティをスタートしました。

米倉さん/またベビースターカンパニーから派生した初のファンミーティングも実施させていただき、この時には私たちマーケティング担当だけでなく、研究開発部門のメンバーもファンの方々の熱量に圧倒されてましたね。

米倉さん/そして大人になったお客様とベビースターをつなぐためのもう一つの柱が、まさに今回お声掛けした「コラボレーション」なんです。

これまで弊社は食品メーカーだけでなく、アパレルなどの非食品系の企業様とも積極的にコラボして、大人の方々が楽しむフィールドの中でベビースターの世界観を表現するためのPR活動を展開してきました。

米倉さん/消費者の嗜好も多様化する中、ベビースターをもう一度思い出していただくために、業種の垣根を越えたコラボによって生活空間とブランドを新たに結びつけていくことも私たちの大事なミッションなんですよね。

米倉さん/そして今回お声掛けしたのも、実は高橋酒造様のお酒とコラボしたいとっておきの商品があるからなんです。ここからはそのお菓子と米焼酎のペアリングを一緒に楽しんでいければと思います。

癒やしの新感覚スナック「ポテモ」

--このスナックが、先程お話されていた商品ですか…？

米倉さん/はい。こちらは2022年に新発売した「ポテモ」という商品です。

オトナ世代のリラックスタイムを彩るポテトスナック菓子として、お酒を楽しむ時はもちろん、一日の終わりに自宅でちょっと一息つく時間を“特別なご褒美時間”へと変えることを目指した弊社の自信作なんですよ。

米倉さん/そして今回、このポテモと一緒にPRを推進していきたいと感じたお酒こそ高橋酒造さんが造る米焼酎「白岳KAORU」なんです。

米倉さん/ポテモのコラボ相手を探す上では、商品コンセプトの一つでもある“癒やし”の雰囲気や、毎日の疲れた心に寄り添ってくれるようなデザインを備えたお酒と、絶対にタッグを組もうと心に決めていました。

米倉さん/そんな中、ある展示会に参加した同僚から偶然送られてきた白岳KAORUのブースデザインが、描いていたイメージそのものだったんです！

絶対にこのチャンスを逃すわけにはいかないと思って、全く面識のない所からアタックさせていただいたのが今回のきっかけで（笑）。

--まさかの突撃オファーだったんですね（笑）。ちなみにポテモにはどんな種類のフレーバーが揃ってるんですか？

米倉さん/まずは、定番の塩味に一工夫加えた「ハーブ香るソルト味」ですね。

ポテトスナックで多い塩味にハーブの香りを加えて、しっとりと癒やしが感じられる大人の香りや食感を目指しました。おそらくこれまでのスナックにはあまり無かった風味だと思いますけど、いかがですか？

--あ、これはお酒に合いますね！華やかなハーブと白岳KAORUの香りが組み合わさって、すごく上品な飲み口が楽しめます

米倉さん/あ、嬉しいですね！そうなんです。シンプルな塩味にハーブのニュアンスが加わるだけで、本当に上品な味わいになってくれるんですよ。

そして次にご紹介するのが、2025年3月に新発売予定の「やさしいはちみつバター味」です。商品企画やパッケージデザインは私が中心となって担当してきたんですけど、最終的にできあがった中身を食べるのは私も実は今日が初めてなんですよ。

--これも美味しい！ハーブ香るソルト味とは一転して、はちみつとバターの甘さがとても深いですね。個人的にはこちらが好みかもしれないです…

米倉/ええ。確かにこれまでには無かったタイプのフレーバーですけど、一方で「これがポテモだ！」という存在感があってとても美味しいです。

はちみつとポテトの甘さがいい感じでKAORUに溶け込んでますし、お酒を飲まれる女性からは特に気に入っていただけるかもしれませんね。

米倉さん/いまポテトスナック市場は大手メーカーがひしめくレッドオーシャンのように見えますが、“癒やし”や“贅沢な時間”といった特別な生活空間にはまだまだ大きな白地が残されていると信じています。

スナック菓子といえばパーティーやファミリーといったイメージがある一方で、静かにリラックスして楽しめる商品があってもいいはずですから。

米倉さん/ただ、私たちが提供したい価値を実現するには自社商品だけではなく白岳KAORUのような同じ世界観を持ったアイテムとつながって、その空間をともに盛り上げていくことが大事になってきます。

もしポテモと一緒にそんな理想を追いかけていただけるのであれば、ぜひ正式にコラボをお願いしたいのですが、いかがでしょうか？

--米倉さん、今回のコラボに白岳KAORUを選んでいただいた意図がよくわかりました。これから一緒に癒やしの空間を盛り上げていきましょう！

米倉さん/ご快諾いただき、ありがとうございます！

これから色々とコラボできる場面が増えてくると思いますが、まずは両社の公式SNSを通じて一人でも多くの方に「ポテモ」と「白岳KAORU」の美味しさや魅力を発信していきたいですね。

「ポテモ×白岳KAORU」キャンペーン！

というわけで、本日2025年1月29日（水）より各社SNSで「リラックスタイムにポテモを食べよう！高橋酒造×おやつカンパニーコラボキャンペーン」をスタートします！

①おやつカンパニー公式X（旧：Twitter）

②白岳しろ公式Instagram

どちらも抽選で10名の方にポテモ・白岳KAORU・その他グッズが当たる豪華キャンペーンとなっておりますので、ぜひ奮ってご応募ください。みなさまと癒やしの空間でお会いできることを、心より楽しみにしております！