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【明治33年創業】高橋酒造の記事まとめ

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白岳しろを造っている高橋酒造株式会社(1900年創業)の歴史や伝統をまとめたマガジンです
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#白岳KAORU

あの日、縁側で眺めた風景から生まれた自社ブランドの精神。球磨焼酎の常識を覆した白岳の挑戦はあるひとつの山から始まった

時代を超えて愛されてきたブランドには、数多くの物語が潜んでいます。 私たちの主要銘柄「白岳(はくたけ)」もそんな長い歴史をもつブランド。1960年(昭和36年)の誕生以来、造り手の想いと飲む人たちの笑顔をつなぐことで本格米焼酎の王道を目指してきました。 そして今回紹介するのが、この白岳が生まれた瞬間のストーリーです。 当時、一人の造り手がある山を眺めていた時に降りてきた白岳という名前のアイデアと米焼酎が目指すべき未来像は、それまでの球磨焼酎の常識を一変するイノベーション

【白岳しろの楽しみ方3選】4月6日は「しろの日」なので、蔵元だけが知っている楽しみ方を全部出しちゃう記事

サムネイルとタイトルだけで「しろ」という文字の登場回数は既に15回。 自分で書いておきながらなんですが、ゲシュタルト崩壊を起こしている読者の方もいらっしゃるのではないかと少し心配になってきました。 でも、今回だけは許していただきたい…。 なんといっても、本日4月6日は白岳しろにとって年に1度のおめでたい記念日、「しろの日」なのですから!! 「しろの日」ってなんですか?「4と6で、“しろ(46)”って読めちゃうよね?」 という、先人たちの非常にシンプルな着想から生まれ

リアル白岳二刀流時代を経て、現在の白岳の形を造りあげた「減圧蒸留法」というイノベーションと造り手のお話

現在メジャーリーグで大活躍中の野球選手といえば大谷翔平選手。大谷選手の代名詞リアル二刀流は2021年の新語・流行語大賞にも選ばれましたね。 さて、その昔「白岳」にも二刀流時代があったことをご存知でしょうか。 1975年から1979年までの約4年間は「常圧蒸留法」と「減圧蒸留法」という2つの蒸留方式で並行して製造していたリアル白岳二刀流時代なのです。 現在当社で製造している本格米焼酎は全て減圧蒸留法で製造されていますが、今回はこの「減圧蒸留法」というイノベーションと当時の

自分に合う銘柄がわかる「白岳の地図」ついに完成!“風味”と“香り”のマトリクスを歩きながら、あなただけの1杯を探し当てていただきたい

現在、白岳の本格米焼酎は全部で12銘柄。 造りによる個性の違いを楽しんでいただきたく様々なアイテムを展開している一方で、お客様にとってラベル情報だけで味をイメージするのは少し難しいのかもしれないという課題感も持っていました。 今回、そんな現状を踏まえて作りたいと思ったのが「白岳の地図」。 “風味”と“香り”という本格米焼酎の2大要素を軸にしたマトリクスを通じて、初めて白岳に触れるお客様でも自分にピッタリな1本と巡り合えるロードマップを目指してみました。 具体的には、風

120年を超える歴史の中で、白岳が貫いてきた「文化創造型」の酒づくり。それは商品や市場の先にある飲み手の笑顔に少しだけ先回りする未来づくり

本日は、来たる11月2日。 世間的には何の変哲もない日付かもしれませんが、本格米焼酎を造る当社にとっては大切な記念日に囲まれた一日です。 まず一つ目の記念日が、昨日11月1日の「本格焼酎・泡盛の日」 1987年に日本酒造組合中央会が制定した本格焼酎と泡盛を広くアピールするための記念日で、今年は日本経済新聞朝刊 別刷第二部の特集に漫画家 ウオズミアミさん描き下ろしのイラスト広告を掲載させていただきました。 そして、もう1つの大切な記念日が明日11月3日の「文化の日」です