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年越しはミシュランガイドに掲載された水上村のお蕎麦と白岳しろで!今話題のワーケーションに挑戦して今年の仕事を華麗に納めてみた

目まぐるしかった2023年もあと数日を残すばかり。

年中無休で書き続けるnote担当者といえど、世間が年末モードに入るとその筆もさすがに鈍り始めます。

このスランプを抜け出せないか必死で検索してみた所、一つの光明を見出だせそうだったのがワーケーションという働き方でした。

ワーケーションとはWork(仕事)とVacation(休暇)を合わせた造語で、いつもと違う場所でリフレッシュしながら仕事を進めるスタイルらしいんです。

これ、めちゃくちゃいいかも…。

PCさえあれば書けるnoteとも相性が良さそうなので付近を探してみると、なんと会社のすぐ近くにぴったりのスポットが!

その場所というのが当社の多良木蒸留所から車で約20分の場所に位置する、熊本県球磨郡の水上(みずかみ)村です。

霊峰 市房山をはじめとする豊かな自然を活かしたワーケーションを村全体で推進しており、その試みは各種SNSでも積極的に発信されています。

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そして、特に私の目を釘付けにしたのが『ミシュランガイド2018 熊本・大分版』にも掲載されたというそば処 山の幸館のお蕎麦です。

この艷やかな蕎麦を見た瞬間…

水上村でワーケーションしてnote書き納め

年越しそばと白岳しろを合わせて優勝

こんな年末記事の構想が自動的に出来上がってしまったので、今年のラストは水上村で最高の仕事納めをしていくことにします!

水上村にやってきた

というわけで、さっそく水上村役場へと向かいました!

今回突然の依頼にも関わらず、村のスポットを快く案内いただいたのがワーケーションを推進する地方創生推進課の中村さんです。

こうして水上村ワーケーションツアーがついにスタート!

まずは中村さんに物産館 水の上の市場に連れてきてもらいました。

この物産館には人吉球磨地域に農業用水を供給する市房ダムが一望できる展望台があり、そこからの眺めはまさに雄大の一言。

ちなみに春になると一万本の桜が咲き乱れる絶景スポットでもあり、有名な大噴水も一度は見てみたいと思っていました。

中村さん/あの、大噴水なら500円で出せますよ…。

--えっ!?自由に出せるんですか?

そうなんです。この機械にお金を入れるだけで、誰でも大噴水を吹き上げさせることが出来ちゃうんですね。

このダムを自分で動かしているかのような全能感、凄すぎます。

高さ80mにも及ぶ大噴水

この後ワーケーションの中心地へ移動していると正面から出迎えてくれたのが、水上村のシンボル「市房(いちふさ)山」

地元では“お嶽(たけ)さん”として親しまれてきた霊峰で、当社もこの山をモチーフにした「市房」という焼酎を造っているんです。

こんな水上村の自然と澄みきった空気に思わずまどろんでいると、次なる目的地に到着!

中村さん/こちらが水上村ワーケーションの拠点・石倉交流施設です。

元々米倉庫だった石倉をリノベーションした施設で、高速Wi-Fiやプロジェクターも完備しているので通常業務からイベントまで幅広く対応できます。

中もすごく素敵な造り!さっそく仕事していいですか!?

中村さん/こちらでもいいんですが、今日はせっかく来ていただいたので水上村がいまイチオシしている拠点を紹介させてください。

ワーケーションの新拠点へ

自信に満ちた中村さんとやってきたのが「もとゆの森公園」。散策すると、思わずピクニックをしたくなるような光景が広がります。

--もしかして野外で仕事する感じですか…?

中村さん/ふふ、野外じゃありませんよ。

こちらが2023年にオープンしたワーケーションの新拠点「湯山サテライトオフィス」になります!

里山の風景に溶け込んでいた建物に入ると、室内は完全なオフィス!

中村さん/ここは将来的に全国の企業様が水上村に拠点を構えていただく目的で2023年にオープンしたサテライトオフィスです。

これから入居いただける企業様を募っていきますが、今はコワーキングスペースとしても使えますので今日は思いっきりお仕事されてください。

ということで、さっそく溜まったnoteの執筆を開始。

この後光が差す窓際のデスクに座って仕事をすると、まるでスタートアップのCEOの様な気分で仕事に取り組めます。

さあ、ようやくワーケーションのスタート。

本物の新年号です

締切に追われながら、一生懸命書き続けていきます。

そして、仕事を始めてから一時間ほど経った頃でした。

あー、ダメだ…

アイデアも全く出てこないし、完全に行き詰まった…。

中村さん/かなり頑張られていたので、ちょっと気分転換しませんか?

ワークだけでなくバケーションも楽しめるのがワーケーションのいい所ですし、ぜひ体験していただきたいスポットがあるので今からご案内します。

そんな中村さんとオフィスから30秒ほど歩いて到着したのがこの建物。

中村さん/ここは水上サクラヴィレッジです。

ワーケーションの合間に運動を楽しめる施設として、中には専門スタッフもいますのでぜひリフレッシュしてきてください!

(左)田川さん (右)中川さん

ここまで優しくエスコートしてくれた中村さんに変わって、この施設を案内してくれるのが地域おこし協力隊のみなさんです。

--あの、着替えは一応あるんですけど、運動靴を持ってきてなくて…

中川さん/大丈夫です!水上村とプーマジャパンが連携していて、PUMAの最新ランニングシューズを無料で貸出してるんですよ。

--プーマと連携って、水上村どれだけ気合入ってるんですか…

こうしてPUMAのハイテクシューズに身を包み、いざトレーニングを開始!

普段運動をしていないと不安なウエイトトレーニングも、スポーツ経験豊富なスタッフがついているので安全に取り組めます。

中川さん/では、仕上げに最新型の酸素マシンに入ってみましょうか!

中川さん/この部屋は約10分で高度3000mと同じ低圧低酸素環境になって、高地トレーニングと同じ効果を得ることが出来るんです。

こんな流れから、最新マシンでのトレーニングがスタート。

普通だったら、こんなきついことは絶対にお断りすると思うんです。

しかし、私たちの世代は某国民的人気マンガの影響もあって

・「修行」という言葉の響き
・重力を変えた環境でのトレーニング
・地上で修行するよりも強くなる謎の部屋

みたいな設定に凄く弱いんですよね。

なんとか3000m地点まで無事に登り切って過酷なトレーニングが終了…

中川さんにしっかりとお礼を言って、またサテライトオフィスへ戻ることに。

すると不思議なもので、運動で脳が活性化したのか文章がまあスラスラと出てくるようになったんですよね。

これこそワーケーションの素晴らしさ…

無事に今年のnoteを書き納めることができたので、最後は楽しみにしていた年越しそばと白岳しろを堪能していきます!

最高の蕎麦で年越しを

こうして今年の仕事を全て終わらせて向かったのが「そば処 山の幸館」

ミシュランガイドにも掲載された古民家風の店内には、柔らかな雰囲気と引き締まった空気の合わさった名店の香りが漂います。

席についてお品書きを開くと、そこには様々なお蕎麦のラインナップが!

店のおすすめ「かも南蛮蕎麦」をさっそく注文させてもらいました。

そして今回特別に蕎麦づくりを間近で見せてくれたのが、店主の椎葉 信博さんです。

水上村の出身で元々飲食とは関係のない仕事をしていた椎葉さん。

この店がオープンすることが決まってから由布院の有名店で3年間修行し、本物の蕎麦づくりを一から学んだのだといいます。

そんな椎葉さんのこだわりが、地元産そば粉を使った自家製の手打ち蕎麦。

水上村の在来種を使ったそば粉を石臼で一から挽いた手間のかかるつくりを貫きながら、毎日最高の蕎麦を仕上げているんです。

そんなこだわり抜かれた水上産のお蕎麦がついに席へと運ばれてきました!

そば処 山の幸館「かも南蛮そば」

この美しすぎるお蕎麦のお供には白岳しろのロックを準備します。

今年一年をしみじみと振り返りながら…

いただきまぁーす!

まずは、水上村自慢のお蕎麦からいただいていきましょう!

うわぁ…甘くて素朴な蕎麦本来の香りがすんごい。歯ごたえが良くて、蕎麦という食材の凄さを全身で感じられるんですよね。

そしてしっとりと仕上がった鴨肉。さっぱりとした味わいの奥から、独自の脂の旨味がふわっと広がってくるんです!

こんがりと焼き上がった焦げ目の付いたうますぎる長ネギに

こだわりのお出汁を一口含んだ瞬間に…

この五臓六腑に染み渡りすぎている恍惚の表情が姿を現すんです。

その後も、蕎麦とも相性抜群の白岳しろをいいペースで飲み進めながら

一心不乱にお蕎麦をすすって…

あっという間に年越しそばを完食しました!

この一年間noteを書き続けた日々とこれまでに食べたことのないくらい美味しいお蕎麦に感謝を込めて…

ごちそうさまでした!

さて、今回は水上村ワーケーションと絶品年越しそばをお送りしました。

今日は紹介できませんでしたが美人湯としても知られる湯山温泉や球磨焼酎の酒蔵めぐりなど、水上村ワーケーションは魅力満載のプログラムですのでぜひ一度お越しください!

改めて今年一年白岳しろnoteをご覧いただきありがとうございました。
また来年楽しい笑顔でお会いしましょう!

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