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【人吉球磨】地元で頑張る団体や人々まとめ

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白岳が会社を構える熊本県の人吉球磨地方を紹介。地元で共に頑張る熱い団体や人々の物語を掲載しています。
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#人吉球磨

4年ぶりに開催される「球磨拳」世界大会に初参戦!人生初の世界タイトル獲得に向けて、地元の猛者たちと全力バトルを繰り広げる

突然ですが、みなさんは「世界大会」に出たことはありますか? 最近では白岳KAORUが世界的なコンペティションで様々な賞を獲得するなど当社の米焼酎が海外でも高い評価を得ていますが、私個人は残念ながら世界の舞台で戦った経験はありません…。 そんなグローバルとは無縁な生活を送っていたある日のこと、私の目に突然このインスタ投稿が飛び込んできました。 「球磨拳 世界大会2024」参加者大募集!! 地元以外の方は古武術か何かの大会かと思われるかもしれませんが、球磨拳とは人吉球磨に

地域で700年受け継がれてきた「食のバトン」を次世代につなぐ本田 節の挑戦。温かい食卓から浮かび上がる豊かな未来のあり方とは

生成AI、DX(デジタルトランスフォーメーション)、メタバース いま世界中でこうした先端技術が爆発的な進化を遂げ、生産性の向上や社会課題の解決という側面から変革を起こし始めています。 そんな中、変化や効率を重んじる現代の潮流とは対照的なアプローチで豊かな未来の実現を見据えてきた女性が今回の主人公です。 その人物こそ、私たちの故郷・人吉球磨が誇る食の伝道師 本田 節さん。 「命の食事プログラム」という郷土料理の伝承や研修の開催、地域づくり拠点の創出、農泊を通じたグリー

“いい肉の日”はキジを焼き、記事を書く!人吉の名店「きじや」で脂が乗ったキジ肉としろを合わせた瞬間、煙の向こうに楽園が現れた

みなさま、本日11月29日は「いい肉の日」でございます。 日本中が美味しいお肉の話題であふれる年に一度の記念日。せっかく記事を書くなら、私たちも地元・人吉球磨が誇る自慢の肉料理を紹介したい…。 そんなわけで、今回満を持してやってきたのがこちらです。 きじ料理専門店、ずばりその名も「きじや」さん! 人吉駅から車で20分程の木地屋(きじや)町に昔からあるお店で、近くを通るたびレトロな看板を横目に見ては“キジってどんな味がするんだろう”と前から気になっていました。 これま

人口1400万の大都会から家業を継ぐため故郷へ帰ってきた4代目の物語。“菓子づくり”と“街づくり”で描く、地元・人吉球磨の未来像とは

近年、日本で社会問題化している中小企業の後継者不足。 ここ数年で数値自体は改善してきたものの、中身を見るとM&Aなど親族以外が事業を引き継ぐスタイルが主流になってきています。 そうした大きな流れの中で、家業を継ぐために大都会・東京から実家の製菓店へと帰ってきたのが今回の主役・庄籠 あずきさんです。 熊本県の湯前町で戦後間もなく創業し、80年以上ものあいだ地元の人たちに愛されてきた庄籠(しょうごもり)製菓舗。 名物のおっぱい饅頭や奥くま巻きなど、菓子づくりの基本と斬新

多良木の名店「まつ藤」で半世紀以上愛されるスパゲッティナポリタンは、文字通り“鉄板”の味だった【おいしい人吉、いただきます!#1】

みなさん、今日のランチは決まりましたか? 今回から始まるのは、人吉球磨に来たら絶対に食べてほしい1皿を蔵元が紹介する新企画「おいしい人吉、いただきます!」 第1回目は当社多良木蒸留所から車で10分足らず。商談や打ち合わせで蒸溜所に来たお客様たちが、こぞってランチを食べに行くという名店「まつ藤」さんにお邪魔しました。 洋食の名店「まつ藤」@多良木町外観は落ち着いた佇まいで、お店の長い歴史が感じられます。自分もそうなんですけど、まつ藤さんに食べに来た人たちはもうこの辺からテ

農林水産大臣賞を受賞した「たぁ坊の原木しいたけ」を七輪で焼いて白岳しろで流し込んだ瞬間、あまりの美味しさにむせび泣いた話でもしようか【旅する米焼酎 SHIRO×KUMA#2】

白岳しろと最高にマッチする究極の食材に辿り着いてみたい…。 そんな想いを叶えるためにスタートしたのが、旅する米焼酎 SHIRO×KUMA(しろくま)。白岳しろ(SHIRO)に合う絶品食材を探しに熊本県内や人吉球磨(KUMA)を旅する美味しい企画です。 今回紹介する絶品食材は、「たぁ坊の原木しいたけ」。 多良木蒸留所から車で30分の距離に位置する多良木町槻木(つきぎ)集落のクヌギ原木で栽培されたしいたけで、令和3年に開催された第54回全農乾椎茸品評会で最優秀賞にあたる農林

創業145年のお茶専門店が淹れる“みどり”と創業122年の蔵元が造る“しろ”が出会った瞬間、とてつもない「お茶割り焼酎」が誕生してしまった

本日、5月4日はみどりの日。 普段しろを推している私たちとして、何かみどりとコラボ出来ないか。そう思って向かったのは、城下町・人吉市の面影がそのまま残る鍛冶屋町通り。 旧相良藩の時代から鍛冶の名工たちが軒を連ねたこの通りで、140年以上乾物や日本茶を商い、現在もお茶の真髄を伝え続ける老舗があります。 明治10年(1877年)創業・立山商店。 熊本の良質な茶葉を中心に買い付けを行い、昔ながらの伝統製法を守りながら作ったお茶で人吉をはじめ全国のお客様を魅了するお茶の専門店で

他力本願で幸せになりたい全ての人に贈る「人吉球磨☆神頼みツアー」を決行!人吉球磨の運気上昇スポットを巡りながら、ただただ美味しいものを食べまわる幸福の旅路をぜひご覧あれ

みなさま、はじめまして。 人吉球磨のホットなポイントをご案内する白岳トラベラーズで、プランナーを担当している「しろ」と申します。 このたび、みなさまに少しでも人吉球磨の魅力を知っていただくため、当社がご用意したとびきりのプランがこちらです。 その名も、「人吉球磨☆神頼みツアー」。 運気が上がるスポットを巡って、楽に幸せを掴めちゃう旅です! ただ…大変申し上げづらいのですが、このツアー非常に好評でご参加には3つほど条件を設けております。 ツアーご参加の3条件 幸せとい

【令和2年7月豪雨 特別企画】松岡 隼人 人吉市長インタビュー/人吉を襲った豪雨災害から2年。復興と未来に向けた街づくりの両輪を回し続ける松岡市長がリーダーとして大事にする信念とは

今月で発生から丸2年を迎えた、令和2年7月豪雨。 あの日、線状降水帯がもたらした大雨は人吉球磨の象徴である球磨川を氾濫させ、一夜にして人吉の街をのみこんでいきました。 商品3万本が冠水するなど当社も大きな被害を受けた一方で、清流・球磨川の恵みのもと球磨焼酎を造ってきた蔵元として、この水害を風化させないために毎年様々な取り組みに挑戦してきました。 2020年/球磨焼酎支援プロジェクトサイト 球磨焼酎復興に向けた全国からの応援の声や義援金を募った特設サイト 2021年/人

お酒好きが作る「最強の枝豆」ここに降臨!自社農園を通じて農家や地域の未来を変革しようとする瀬音 幸弘さんの枝豆は、白岳しろと相性抜群と言わざるをえない絶品おつまみだった

「自分で枝豆作っちゃえば、おつまみ代浮くかなと思って(笑)」 こんなお酒本位の動機から、自社農園を立ち上げた人物がいます。 瀬音農園農場長 瀬音 幸弘(せおと ゆきひろ)さん。 平日は種苗メーカーの営業職として農家の方々と向き合いながら、休日や空いた時間を利用して農園を運営する熱血漢です。 勤務先の宮崎県で生活しながら、週末や祝日になると熊本の実家に帰って農園を管理する瀬音さん。その奮闘ぶりを日々Twitterで発信することで、野菜づくりのリアルな楽しさや厳しさをわかり

球磨川の恵みを珠玉の逸品に変える職人たちの地域ブランド「球磨川アーティザンズ」。25年の海外生活を経て地元・人吉に還ってきた創始者 田畑 奈津が見据える地域の未来像とは

最上川・富士川と並ぶ日本三大急流の一つ、清流・球磨川。 熊本県を流れる最も大きな河川で、古くから人吉球磨に生きる人たちの心の拠り所となってきました。そして今、そんな球磨川で育まれた自然の恵みを宝石のように磨き上げ、世界へと発信するプロジェクトがあります。 地域総合ブランド・球磨川アーティザンズ。 英語で「職人」を意味するアーティザンズという名を冠したブランドで、自分たちの想いや地域の恵みを多くの人に届けたいという願いを込めてロゴデザインには球磨川くだりに用いられる和舟が

こたつ舟でみかん片手に、しろを一杯。球磨川をゆったり下りながら人吉の絶景とお湯割りを楽しめる「梅花の渡し」がただの天国だった話

寒い…。 最近、寒すぎません?noteの取材をしようにも、こう寒いと外に出る気すら起こらない。 「あー。こたつに入って、みかんでも食べながら取材出来たらなぁ…」 寒さにかまけて無気力につぶやいていると、背中越しに声がしました。 「ありますよ…。」 声がした方向を振り向くと、そこにいたのは久保田部長。 note1周年記事で、私たちに鏡開きを伝授してくれた白岳の生き字引です。 久保田/球磨川くだりを運営する観光施設HASSENBAに“梅花の渡し”という遊覧船があるん

人吉球磨の激アツ観光スポット『球磨村』を大特集!豪雨災害からの復興、そして新たな地域創生を担う有志と村の魅力を満喫してきた

日本三大急流の一つ・球磨川を思いっきりボートで下る「ラフティング」 3億年という年月を掛けて自然が作りだした、九州最長の鍾乳洞「球泉洞」 美しい森に抱かれ木の香り漂うやすらぎの空間、一勝地温泉「かわせみ」 遊んで、学んで、癒される この大自然が創り出すアクティビティを丸ごと楽しめる秘境こそ、白岳が本社を構える人吉市に隣接する球磨村(くまむら)です。 面積の約90%が山林で、村全体が山岳地帯にそびえる球磨村。 村の中心を急流・球磨川が走り、その変わらぬ流れと季節ごと

九州で最も人口が少ない村に生まれた地域づくり企業 「日添(ひぞえ)」。地元 五木村で土屋 望生が添え続ける“しあわせ”への構えとは

いま、あなたはしあわせですか? 真っ直ぐに聞かれると、なぜだか少しドキッとするこんな質問。 こうした問いに、日々やさしく向き合う小さな企業が、九州の内陸部で最も人口が少ない熊本県南部の五木(いつき)村にあります。 株式会社 日添(ひぞえ)ー 2018年に創業し、五木村に住む1000人の村びとに、1000通りのしあわせを生み出したいと取り組み続けてきた地域づくり企業です。 日添という社名は、五木村のとある集落からとったもの。 その地では日が当たる場所を日当(ひあて